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坪井式緑内障撲滅計画

 2016年7月29日に配信したメールマガジン
「貧乏でぐうたらな工学博士による緑内障克服物語」
http://www.mag2.com/m/0001637334.html

を転載します。




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貧乏でぐうたらな工学博士による緑内障克服物語
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  第38号 「坪井式緑内障撲滅計画」
By 坪井利行(工学博士 九州大学)
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  読者の皆さまへ

  こんにちは。

  坪井利行です。
(今号は長文ですが、貴重な情報を発信しています(特に中盤以降)。
ぜひとも最後までお読みいただくことをお勧めします)

毎日暑いですねえ。

 暑いと体温が上がりやすく、新陳代謝が活発になったり、血流が良くなったりして、緑内障患者にとっては好都合になると思われます。
 しかし、水分が不足していると血液がどろどろになりやすく、その結果血流が悪くなり緑内障を悪化させることになりまねません。
 この時期の水分(プラス適量の塩分)補給は熱中症対策のみならず、緑内障対策にもなるはずです。
 こまめな水分補給を実行してください。

 ところで、私は先日、7年ぶりに友人に会いました。
 友人は私と同じ年です。
 その友人は7年分の歳をとっているように見えました。

 私も7年分の年をとっている筈ですが、友人は私にこういいました。
 「7年前よりも若々しくなり、生き生きしている。」

 その友人だけでなく、私が数年ぶりに会う全ての人が、私の若がえりに驚きうらやましがられます。

 これも、坪井式緑内障克服法によるアンチエイジングの成果ではないかと思っています。

 ちなみに1日に0.1%回復するか、悪化するかで1年後どれくらい差があるかご存知でしょうか?
 毎日0.1%回復すると1年後には44%回復し、0.1%悪化した場合には1年後には31%悪化しているそうです。
 日々のわずかな変化は、自分や毎日顔を合わせている周辺の人には気気付かれにくいようですが、数年ぶりに合う人にとっては驚きの変化となって現れるようです。

 さて、今号は第35号「みんなちがってみんないい」で予告しました「坪井式緑内障撲滅計画」です。

 まず、私が緑内障克服法を考案するようになった過程をご説明します。
 私は41歳のとき(2003年)に正常眼圧緑内障が発覚しました。
 私はコンタクトレンズを使用しているのですが、人間ドッグで右目の視力が急激に落ちていることに気づき、コンタクトレンズが合わなくなったのだと考えました。
 そこで、コンタクトレンズを作り直そうとしたのですが、いくら矯正しても右目の視力は出ず、その原因を調べているうちに正常眼圧緑内障であることが発覚したのです。
 右目中期、左目初期でした。
 それから医師に言われたとおり、点眼を行いました。
 最初は1種類でしたが、最終的に3種類点眼しています。
 その結果、眼圧は3割程度下がり安定しました(17→12mmHg)。
 ところが、視野の欠損は少しずつ拡大していったのです。
 特に左目は、発覚時は正常に近い初期でしたが、確実に中期に向かっていました。
 日常生活にも支障をきたし始めました。
 5年ほど前には、主治医から手術を勧められました。
 緑内障の手術は回復が期待できるわけでもなく、メリットがあまりない受けたくないような内容の手術です。
 そこで、手術を受けなくてもよいようにできないものか努力した結果「坪井式緑内障克服法」の開発に行き着いたのです。
 その結果、眼圧はさらに下がり、現在では8,9mmHgで安定しています。
 左目の視野も少し回復し、正常に近い初期段階に戻りました。
 そして、現在までその状態を維持できているのです。
主治医も私の緑内障克服法の効果を認めており、手術を勧められることはなくなりました。
 私は日々入ってくる情報を活用し、克服法を改良したり付け加えたりしています。したがって、それにしたがいレポートも加筆修正しているのです。

 私はこの活動を広く世に広め、緑内障で苦しんでおられる方々のお役に立ちたいと願っております。
 そのようなわけでこのメルマガを発行し、レポート「坪井式緑内障克服法」を執筆し、配信を行うことにしたのです。

 早いもので、この活動を開始してから2年が過ぎました。

 また、直近のサービスレポート「坪井式緑内障克服法(発展編)を執筆してから1年4ヶ月が過ぎました。

 この間(特に数ヶ月前からは)、坪井式緑内障克服法をさらに加筆修正をしなければならない必要性を感じておりました。
 皆様にお伝えしたい貴重な情報が数多くあるのです。

 健康系TV番組やインターネットで得られた情報、さらにはレポートの読者様から寄せられた貴重な情報をレポートにまとめ、皆様にお伝えしたいという思いが日に日に募っていたのです。

 そこで最近、レポートの執筆活動に取り組みました。
 タイトルは「坪井式緑内障克服法(2016年版 弾の補充)」です。

 坪井式緑内障克服法の基本概念のひとつである「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」に基づいた弾を補充する内容のレポートです。

 これまでのレポートで回復の効果を実感していただけている方は更なる回復が期待でき、残念ながらあまり効果を実感していただけなかった方にも飛躍的な回復に結びつくかもしれない貴重な情報を満載する予定です。

 私はこれまでに120人ほどの方にレポート「坪井式緑内障克服法」を配信しております。
 そのうち2割程度の方から感謝の言葉をいただいています。
 (レポートを加筆修正することで、この割合が増加することを願っています)

 早い人では数日もすると効果を実感できているようです。

 数ヵ月の実施で眼圧や視野検査等の検査結果が好転したというご連絡もいただいております。

 その他、気が楽になった、視界が明るくなった、体温が1℃上昇して理想的な体温になった、全体的に体調が良くなった等の喜びの声をいただいております。
   
 俗に「溺れる者は藁にもすがる」と言いますが、「藁にもすがる思いで・・・」と言った切実なる気持ちをお伝えいただいてレポートをご請求されている方が少なからずおられます。

 一般に医師は「・・・かもしれない」と言うことをあまり言わないようです。
 多くの医師は緑内障患者に対してマニュアルどおりに眼圧を下げる治療を実行するでしょう。
 しかし、緑内障患者の中には医師の指示通りに治療しても眼圧が下がらない、眼圧が下がっても視野欠損の進行を止められない人が少なからずいるのです。

 私の活動は、そのような方々に(藁よりは多少は頼りがいのある)丸太を提供するようなものだと思っています。
 その丸太が加筆修正してゆくうちにどんどん太く頼もしくなり、やがては救命ボートになり、その救命ボートの性能が向上しているような展開になることを望んでおります。

 レポートや、メルマガをお読みいただいた方がそれを活用し、独自に改良したり、ご自身にあったやり方を開拓されたりして、その情報を私にフィードバックしていただいております。
 そして、私からそのような情報を読者の皆様にお伝えするという展開になっております。
 今日、私の活動が理想的なポジティブスパイラルに展開できていることに感謝しています。

 ところでレポートの配信数はこれまでで120件((2016年7月29日現在、毎月数件)程度です。
 このメルマガの配信数は158部です(毎月5-10部増)。
 私はこれらの配信数が増加することにより救命ボートが増加しているような状況を作っているのだと感じています。
 救命ボートがどんどん高性能になり、その数が増加することにより、この国の緑内障を撲滅できるのではないかと考えております。

 目標配信数は10万件です。
(それでもこの国で発覚している緑内障患者の1割、潜在患者の2.5%程度に過ぎません) 

 さらには海外に展開し、この国のみならず全世界の緑内障撲滅に貢献できることを望んでおります。
 (実際、米国にご在住の読者様もおられます)。

 それが、坪井式緑内障撲滅計画の全貌です。

 この活動の更なる発展のために皆様のご理解とご協力をお願いします。

 この2年間、(かなりのスローペースではありますが)活動が確実に発展しているお礼を兼ねて、このメルマガで現在執筆中のレポートの目玉情報を紹介します(レポートでは詳細を説明しますが、メルマガでは簡単に記します)。

 緑内障は元来、眼圧が高く、それにより視神経を圧迫してそれが壊死し、視野が欠損する病気です。
 しかし、近年この国を初めとする韓国等のアジアの国々では、眼圧が正常であるにもかかわらず視神経が壊死する正常眼圧緑内障が急増しています。
 正常眼圧緑内障患者においても眼圧を下げることが有効とされており、一般に眼圧を3割下げると進行をかなり遅らせることができるといわれています。 

 ここで、私は疑問に思うことがあります。

 緑内障で最も重要なのは視神経を壊死させないことだと思えるのです。
 眼圧を下げるのはそのための手段であります。
 しかし、現代医学においては眼圧を下げることこそが最も重要視されているのです。
 緑内障の治療はすべてと言ってよいほど眼圧を下げるものばかりです。 

 その次に多いのが、視神経を保護するという概念です。
 視神経を保護する効果をうたっている点眼薬もあります(アイファガン等)
 
 しかし、私が最も重要視しなければならないと考えているのは視神経を直接的に壊死させないとではないかということです。

 実はそれに関する研究報告はなされているのですが、どういうわけかほとんど注目されていないのです(陰謀、隠蔽か?)。
 しかも、それは簡単に誰でも実行できる内容なのです。

 人工甘味料(特にアスパルテーム)の摂取、グルタミン酸ナトリウムの過剰摂取が直接的に視神経の壊死に結びついている可能性があるのです。

アスパルテームに関しては有害か無害か賛否両論ですが、信頼できるとされている公的機関の発表では無害となっています。

 しかし、(都市伝説レベルの)黒い噂が山のようにあるのです。

 アスパルテームは神経毒であり、視野狭窄や失明の原因になるという論文が多数出ていると言う情報があります(例えばhttp://matome.naver.jp/odai/2136780173669119701)。

 また、信頼できる公的機関が無害と認めているのにもからくりがあるようですhttp://jesusadvent.net/archives/1042617020.html)。

 賛否両論ではありますが、私は「火の無いところに煙は立たず」と考え「君子危うきに近寄らず」と判断することが賢明だと思います。
 アスパルテームの唯一のメリットはダイエット効果に過ぎず、それさえも疑問の声が挙がっているのですから・・・。
 極力摂取しないのが無難と言うものです。
 私は、「アスパルテームは企業の利益のために国民の健康を犠牲にしている可能性が高い」と判断しています。
  アスパムテールはゼロカロリー飲料やガムやゼリー、グミなどの菓子によく使用されています。

 また、グルタミン酸ナトリウムの過剰摂取が緑内障の要因のひとつであるという研究報告(2002年に大黒ら(弘前大学)の報告あり)があります。
 ラットを使った実験で実証されています。
 医学者の間では有名な論文のようですが、これを支持する医師は決して多いとはいえないようです。
 
 グルタミン酸ナトリウムは味の素等の化学調味料に多く含まれています。外食やコンビニ弁当、インスタント食品にも注意が必要です。
 「アミノ酸等」と表記されている場合が多いです。

 ところで、すでにレポート「坪井式緑内障克服法」に記したコーヒーに関してですが(個人差もあるかもしれませんが)、私の中ではそれほど悪者ではないと思えるようになりました。
 癌の予防や脂肪燃焼等のメリットも結構ありますので、私は過剰摂取しないように注意して楽しむことにしました。
 1日400mL以下、週に2日は飲まないようにするという決まりを作って楽しんでいます。

 私はこれらの要注意食品を、年代別、国別消費量等を考慮して、近年の緑内障急増の要因になっている可能性を独自に検討してみました。

 その結果は次のようになりました。

 5段階評価(最低1 最高5)
 アスパルテーム     メリット1、デメリット4
 グルタミン酸ナトリウム メリット2、デメリット3
 コーヒー        メリット3、デメリット2

結論(坪井の私見)
アスパルテーム 極力摂取しないように心がける。
グルタミン酸ナトリウム、コーヒー 過剰摂取に注意

 したがって、アスパルテームを含む食品を極力避け、グルタミン酸ナトリウムを含む食品はなるべく摂らないように心がければよいのです。

(注意)もし、これまでにこれらのものを過剰摂取していたとしても、あまり気にしないでください。
 気にされることがストレスになり、緑内障を悪化させることになりまねません。
 これらのものを制限をすることで「これからは良くなるかもしれない。」と前向きに考えましょう。
  私もごく最近、仕事のために長年愛用している息リフレッシュグミにアスパルテームが使用されていることに気づきました。
 今後は購入しない予定ですが、すでに購入したものについては使い切ります。




○編集後記

 私の活動が、日々増加している緑内障患者を救い、あるいは予防し、さらには回復のお手伝いに結びつくことを願ってやみません。

 今後ともよろしくお願いします。

 なお、現在執筆中のレポート(執筆完成目標期日:2016年9月末)は、初版レポート「坪井式緑内障克服法」をご請求いただいた方全員に無償で配信させていただく予定です(ただし、すでにご入金いただいた方、近況をご報告いただいた方を優先させていただきます)。

 ご意見、ご感想、ご質問、ご要望等お待ちしております。

 お気軽に、このメルマガにご返信ください。

 レポートのご請求もお気軽にご連絡ください。

レポート「坪井式緑内障克服法」の入手方法は、http://ameblo.jp/mscnf/entry-11898158113.htmlをお読みください。

レポート「坪井式緑内障克服法(発展編)」の入手方法は、http://ameblo.jp/mscnf/entry-12009433887.htmlをお読みください。

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貧乏でぐうたらな工学博士による緑内障克服物語
発行人 坪井利行
Email:ryokunaishoukokufuku@gmail.com
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
URL:http://profile.ameba.jp/mscnf/配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001637334.html
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高学歴ワーキングプア問題撲滅運動を開始します。

高学歴ワーキングプア問題撲滅運動を開始します。

 近年、高学歴ワーキングプア問題が確かにあります。
 しかし、それはあまり重要視されていないように思えるのです。
 せっかく大学院に行って博士号を取得しても、それを全く生かせないような状況にあり、人並み以下の極貧生活を強いられている博士が少なからずいるのです。

 自己責任という意見が多く、世間は無関心、当事者は泣き寝入りしているのが現実です。

 当事者でさえ問題視することをタブー視さえされているような空気になっていて、話題にすることもできないのです。
 かつてカンボジアで優秀な人間が優秀だという理由で処刑されていたそうですが、この国の現状はそれに類するのではないでしょうか?
 優秀な博士がその能力を尊重されること無く、社会的に抹殺されているのですから・・・。
 
 高学歴ワーキングプア問題は、多額の血税をどぶに捨て、子供たちの将来の夢を潰すような状況を作っている点から、もっと社会的に問題視されるべき、国家的な重大問題と考えなければならないと思えるのです。
 
 最近、安倍首相は「1億総活躍時代」を提唱していますが、私はそれ以前に「高学歴ワーキングプア問題」を解決すべきではないかと考えています。

 世界的に認められるような有能な博士たちが、その能力を尊重され活躍できる時代が来れば、将来はずいぶん明るくなるのではないでしょうか?

 ところで私は、2007年ころに、母校の九州大学キャリア支援センターより、「若手研究者のキャリアパス多様化のために、私の経験に基づいて何か参考になる資料を執筆してほしい。」という依頼を受けました。

 それを受けて執筆したのが「サイエンティスト兼ビジネスマンドクターの苦労話」です。
 本書を読まれた方々からは、「現実的で非常に意義深い」、「世の中の黒い部分をうまく浮き彫りにしている」、「全くそのとおりだと思う」、「粗末に扱われるのですねえ、この国の偉い人は」等のご感想をいただいております。

 このたび、私は高学歴ワーキングプア問題(およびブラック企業)撲滅運動を始めることを思い立ちました。
 とりあえず、それをブログで公開することにしたのです。
 そして、その原文をより分かりやすく深い内容に加筆修正することにしました。

 本書が高学歴ワーキングプア問題(およびブラック企業)に関心をお持ちの方の理解を深めたり、民間企業への就職を検討されている大学院生の参考になったり、すでにワーキングプア状態に陥った方が脱出する手段の参考になったりして、高学歴ワーキングプア問題(およびブラック企業)の撲滅に貢献できることを願ってやみません。

 それでは本文をどうぞ。
 長文ですが最後までお読みいただく価値はあると思います。



◎ サイエンティスト兼ビジネスマンドクターの苦労話(改訂版)


(著者情報)
坪井利行(工学博士)
1991年 九州大学大学院 総合理工学研究科 分子工学専攻 博士課程終了 
電子機器製造企業勤務(2007年原文執筆当時)


○ 就職・転職のきっかけ
 総合理工学研究科で博士号取得後、地元(中国地方の地方都市)の民間企業に就職しました。
 当時はバブルの真っ只中で、「25年前に数十人でスタートした会社だが、今では研究所がないほうが不自然な程の規模の会社にまで成長している。将来、研究所を造るのに中心になって活躍してくれるような人材を採りたい。」という人事部長の説明に魅力を感じて入社しました。
 入社後、まもなくバブルが崩壊し、会社はマイナス成長に転じ、将来性を感じることができなくなり転職を決意しました。

 (その後、数十人程度の規模の会社を毎年転職するような状況が数年続くのですが・・・・・。俗に言う「居もしない青い鳥を追い求め経歴に傷を付け自滅する」状況に陥ったのです。)

 そして、ある企業に転職を果たしました。
 その会社はとある有機物の製造販売をしている会社で、すでに有機化学系の研究室は持っていました。そしてある取締役(以下、取締役A)は、「ある種の有機物の物理化学的な応用を考えており、そのために研究室を造れる人材がほしい。」と言われていました。
 雇用条件は前職よりもかなり良く、とても満足できる条件での転職でした。
 しかし、入社後まもなく、面接時の説明と実際に置かれている状況がかけ離れていると感じさせられました。
 取締役Aから「会社の将来を担ってゆく人材として、会社の最も重要な部署からみてほしい。」と言われ、生産事業部に配属されたのです。
 そこは会社の売り上げや利益の大半を上げている部署で、私の専門とは異なる有機合成で製品を製造する部署です。
 その職場で私は、高卒の新入社員と全く同じ扱いを受けたのです。
 十歳も年下の高卒の上司の方々から、「もっと早く歩け!、もっと力を入れて床を磨け!」等罵倒されながら、作業服の洗濯、作業場の清掃、ドラム缶運び等の作業をやらされていたのです。
 「こんなのは俺のやる仕事ではない。しばらくの辛抱だ。」と自分に言い聞かせ、1年間耐えました。
 そして、取締役Aから呼び出されました。
 私は「これでやっとこのつらい状況から開放され、本来の入社目的である研究室を造る業務を任されるんだなあ。」と考え胸を躍らせたものです。
 しかし、取締りAは次のように言ったのです。
 「どこの馬の骨とも分からん奴を信用していきなり重要な任務を任せることはできないんだ。どのような人物かを試すために、すべての権限を奪い、畑違いな仕事をさせたらどうなるか様子を見ていた。どんな上司に対しても謙虚な態度で接し、どんな仕事に対しても誠実な態度で望まなければならなかったんだ。結果は落第だ。早急に退職してください。会社は全く困りませんから・・・。」
 数日後、私は退職願を提出しました。

 私は、これまでに5回転職しております(注:2007年の執筆時)
 率直に申しますと、私が短期間で転職を繰り返しているのは、面接のときに抱いたイメージと、入社後に置かれている状況がかけ離れているからなのです。
 その要因は2つに大別できます。
 入社後に状況が変わる場合と、面接の段階で明らかに騙されている場合です。
 後に入社した会社の中には、面接時に社長が得意になって説明していた米国支社の正体が、社長の友人が経営している旅行会社であったというケースもありました。


○当時の上司や同僚との関係で印象にのこるエピソード
 その後上京しました。
 学習塾でアルバイトをしながら、ハローワーク等を利用して、数ヶ月の転職活動の末に、転職できました。
 全従業員数40人ほどのベンチャー企業で、高度な技術力を持っている会社でした。
 アットホームな雰囲気をかもし出している会社でした。
 社長が本社勤務の十数人の従業員のために、自ら夕食のカレーライスを作ってくれたり、おやつの餡蜜を作ってくれるのです。
 大企業ではまずありえないことでしょうね。そのような会社にいると、自然に愛社精神が芽生えました(それが社長の狙いなのでしょうが・・・・)。
 その会社には伝説的な技術者といわれている上司がいました。
 その方は常に働いているといった感じで、モーレツにハードスケジュールをこなしてゆき、いつ帰宅しているのかは、周りの者には全く分からないような状態でした。
 その方はあるときこんなことを言っていました。
 「昨日、1ヶ月ぶりに帰宅したところ、部屋が水浸しになっていた。エアコンのスイッチを切り忘れていたためだ。古いエアコンであったために水が滴り落ちていて、その水が部屋にたまって水浸しになっていたんだ。」
 その上司は、会社から自動車で10分のところにアパートを借りていたそうです。
 それなのに1ヶ月も帰宅しなかったのです。
 私はその会社を会社都合により入社後8ヶ月で退職しました。

 その後、全従業員数20数名のベンチャー企業に就職しました。
 その会社は実験機器や製造装置の製造販売から、ラジコン飛行機ショーの主催まで、いろいろなことに取り組んでいました。
 ラジコン飛行機ショーで、私は風船にヘリウムを詰めて子供に無料で配っていました。
 博士号取得後、会社の正規の業務としてこのような仕事をやらされるとは思いませんでした。
 風船を配っていると、受け取った子供たちは全員が喜んでくれます。仕事とは何かを考えさせられる意義ある仕事だと思いました。
 ところで、その企業の経営方針は「会社を存続させるために従業員は家庭を犠牲にしてでも働け!」というものでした。
 社長自身、多忙のために実父の葬式に前半半分しか出席できず、後半は退席して仕事場に出向いたという体験をしており、全従業員にそのような生き方を強要していたのです。
 私は、婚約者との結納を予定していた大安吉日の日曜日に休日出勤を命ぜられ、断ったところ解雇されてしまいました。
 その会社の従業員の離婚率は軽く90%を超えていたと思います。
 
 私はすべての会社で、「研究室を造ってほしい。」といわれて入社しているのですが、入社後にそれらしい業務をさせてもらえたのは5社目と6社目のみです。
 4社目までの6年間は、研究者から見れば雑用としかいえない仕事しかしていないように思います。
 その間は、「会社とは何か?」、「社会とはどういうところか?」を学び、自分がごく限られた狭い範囲の専門以外は何も分からない専門馬鹿であったことを認識する期間であったと考え、その後の発展に結びついていると思っています。


○仕事が面白くなったきっかけ(ターニングポイント)
 そして人材銀行の紹介で再び転職し、全社員百数十人規模の企業に入社しました。
 その企業で私は、入社後直ちに主任研究員(課長相当職)として、開発研究質を立ち上げることができました。
 もともとその企業は経営が安定していて経済的に余裕があり、社長が本心から研究室を造りたいと願っており、2年前から人材銀行等に研究室を造れる人材の募集をかけていたそうです(当時はインターネットは普及していませんでした)。
 入社後直ちに、本社社長室の隣に研究事務室(個室)を設置していただき、それからまもなく事業所に実験室を設置していただきました。
 そのおかげで面接時のイメージ以上の好条件で、研究室を立ち上げることができました。
 研究テーマは自由、予算は思いのまま(実際使用した研究費は3年間で1億円を超えていたと思います。)という夢のような条件でした。
 まもなく研究テーマが決まり、800万円もする装置が必要になりました。
 業者から見積もりをもらって、隣の社長室に相談に行ったら、私の説明後数秒後には、「いいよ」と言って押印していただきました。 
 その後も、必要な分析装置数台(数十万~数百万円)を同様に発注できました。
 必要な専門書も毎月数万円分購入していました。
 入社後3ヶ月もすると本格的に実験を開始することができるようになりました。
 それからしばらくすると研究成果が上がり、特許出願、学会発表を旺盛に行うことができるようになりました。
 そのころになると、私は第1戦で活躍している研究者の方々からも認められるような存在になれました。

 しかし、入社して3年もしない間に会社の主力製品の売り上げが激減し、それに伴い研究費が大幅に削減されるようになって十分な研究活動ができなくなりました。
 そこで、私が個人的に知っている著名な企業経営コンサルタントの方に相談したところ、東証一部上場企業へのヘッドハンティングを成立させていただき、部下を引き連れて高待遇な条件で転職できました。
 そのコンサルタントの方とは、私がその方の著作物に対してファックスで質問状を送付したことがきっかけでお知り合いになることができました。
 首都圏にいると、さまざまな分野の著名人との人脈が形成できます。
 私はそれが人生における財産のように感じています。

 転職先では、主任技師(課長相当職)として研究室を立ち上げました。
 そこでも世界的に認められる要素技術の開発や試作品の開発を行い、旺盛に特許出願、学会発表、展示会への出展を行いました。
 私が指揮したある展示会への出展がきっかけで、会社の株が高騰したことがありました。
 その後、イベント会社から有料の講演会の講師を依頼されたことがありました。
 また、インドのポスドクの方が就職の相談に関するメールを送ってきたり、スウェーデンで科学論文雑誌の編集長をしている大学教授から論文執筆依頼のメールをいただいたこともありました。
 社会的、世界的に認められる発表ができるような研究をさせてもらっているという実感が持てて、とてもありがたかったですね。


○ 仕事感(仕事の魅力)・社会観・人生観について
 しかし、社会的・世界的評価と社内評価は一致しない場合が多いと思えるのです。
(2002年にノーべル化学賞を受賞されたお方も当時の役職は主任でしたね。)
 一般的に、社内の価値観は会社の経営状態に大きく左右されると思います。
 経営が順調でお金の使い道に困っているような状態(具体的には営業利益率20%以上)では、「やりたいことをやってください。お金はいくらでも出します」となります。ただし、それは研究開発に理解がある経営者がいる場合に限ります。
 経営が不振になり、営業利益率が数パーセント以下に落ち込むと、理解ある経営者がいる場合でも「利益に結びつくテーマしか認めません。お金は必要最小限しか出しません。」と180度転換します。
 さらに経営が悪化し、赤字決算を覚悟しなければならなくなると大変です。
 赤字決算をすると会社は社会的な信用を失うことになりますので、黒字を維持することに全社員必死になります。
 輸出の多い企業では営業利益は為替レートに大きく左右されますので、努力してもどうにもならない場合があります。
 長年かろうじて黒字を維持してきた企業が、為替レートが数円変動するだけで一気に赤字企業に転落する場合も少なくないようです。
 赤字決算をしなければならなくなるころには、研究開発費が大幅に削減されたり、場合によっては研究所の閉鎖、研究者の大量リストラが実施される場合もあるようです。
 
(私を含めて)多くの博士号取得者は研究開発テーマを最優先する傾向にあると思います。
 自分が必死でやってきたことが生かせる職場であることが必須条件と考えておられる方が大半ではないでしょうか?
 特に最先端のテーマデイ活躍し、社会的、世界的に認められているような優秀な学生の場合にその傾向は強いと思います。
 しかし、このご時勢で、定年退職時までその条件が満たされる企業はほとんどないのではないかと思えるのです。
 大抵の企業では入社してまもなく、満たされなくなると感じると思われます。
 近年、博士号取得者の2人に1人が月収十数万円のフリーターになっているといわれているようですが(いわゆる高学歴ワーキングプア問題)その辺りに原因があるのではないでしょうか?

 米国のベンチャー企業の人とTV会議をした経験を持つ知人から聞いた話ですが、あちらの方たちはアロハシャツを着てソファーに座り、ソフトドリンクを飲んでいたそうです。
 彼らは、全員制服を着せられ、座り心地の悪そうな硬い椅子にかしこまって座らされ、会議に臨んでいる日本人をみて、こう言ったそうです。
 「囚人が囚人服を着せられて強制労働させられているようでお気の毒です。」
 終身雇用制も見方を変えて言えば会社を辞められないようにする制度だといえるでしょう。
 短期間で退職すると退職金はほとんど出ないのですから・・・・。
 辛い事があっても自然に耐えなければならなくなるのです。

 また、いろいろな方の書かれた情報を元に、日米のベンチャー企業を比較すると、様々なことが見えてきます。
 日本でベンチャー企業を起業して成功する確率は、1%以下のようです。
 もし企業に失敗した場合、日本では誰にも相談することができずに路頭に迷わされることになります。
 しかし、米国の場合には様子が異なるようです。
 彼らは、失敗した場合には大抵、前職の人事部長に相談するそうです。
 そして、大抵の場合には、ノーペナルティーで復職できるそうなのです。
 何度も失敗して、失敗点を反省して修正し、数度のトライで企業に成功するケースが多いようなのです。

 大学発ベンチャー企業のあり方も相当違うようです。
 日本では、教授の本業以外の副業は、半ば趣味的な存在ではないでしょうか?
 その要因のひとつは人件費(学生の労働力)が無料だからだと思います。
 米国の大学の先生は卒業した学生が起業したベンチャー企業の顧問になり、(年間数億円も珍しくないほどの多額の)顧問料をもらい、在学中の大学院の学生に給料を支払っているそうです。
 米国ではお金儲けのできない教授は、研究室を運用できないそうです。
 また、米国の大学院生は研究室内で企業に必要な経営の勉強もしているそうです。
 しかし、日本の大学院生はそういった教育を受ける機会を与えられないばかりか、独学することも許されない状況にある場合が多く、大学院とは異なる価値観の世界に放り込まれるとうまく生きてゆけなくなるのではないかと思えるのです。
 つまり、企業で活躍しようと思うのならば、経営学は必須科目のはずなのですが、日本の大学の研究室ではそれに関心を持つことさえ許されないような状況にあり、その結果、企業に入ってから苦労することになっているということなのです。
 大前研一氏は博士課程の学生に対する要望として「ひとえに稼ぐ力を身に付けさせるに尽きる。」と述べられています。

 日本の教育は、小学校から大学の教養課程までは、得意分野を伸ばすのではなく、不得意科目を克服するような教育がなされています。
 ところが大学院(特に博士課程)においては「自分の専門以外のことは分からなくても良い」、「専門馬鹿であっても許される」と180度転換した価値観になっていると思われます。
 それにより、日本の大学院のあり方は社会から隔絶しているように感じます。


○ 若手技術者・研究者にひとこと
 民間企業への就職を考える場合、「(企業に)自分のやりたい研究テーマがあるか?」といった基準で選ぶと、あとで後悔するかもしれません。
 企業における研究開発のあり方は、経営状態に大きく左右されます。
 経営状態が良いと(理解ある経営者の下では)比較的に自由に研究できるかもしれませんが、経営業績が悪化してくると、業績アップに直結するような研究(活動)しか認められないようになるでしょう。
 つまり、たとえ開発した技術が世界のトップクラスの水準にあったとしても、それが、会社の利益や売り上げにつながらなければ、そのまま放置されることになるのです。
 社会的に認められるような成果を挙げている研究でも、企業の業績が悪化すれば、その研究の継続は企業としては認められない場合もあるのです。
 とにかく企業では「売り上げや利益にどれだけ貢献したか?」が重要になります。
 場合によっては、新しい技術を開発したり、画期的な発見や発明を行うことよりも、経費をどれだけ削減できたかということが評価されたりします。
 ただ、開発の経費を削減すると、技術開発力は低下する場合が多いと思えるのですが・・・。
 自分の首を絞めて褒められるようなものです。

 大企業の研究室においては、自分が組織のひとつの歯車のような存在になってしまう場合もあると思います。
 研究員の会話がまったくない研究室もあるようです。隣の席に座っている人とも一言も話したことがなく、メールで情報交換しているような研究室もあると伝え聞いたことがあります。
 そうした研究室にいると必然的に視野が狭くなるのではないでしょうか?
 そこで私は、民間企業に就職する際の心構えとして、関心のある企業の歴史や組織体系をよく理解することが重要ですだと考えます。
 (私の学生時代にはありませんでしたが)今ではインターネットから、さまざまな情報を収集することができますよね。
 特に「企業名 ブラック」等のキーワードで検索すると、裏情報を収集しやすいといわれているようです。
 中にはガセネタもあるかも知れませんが、内部事情に詳しい方の告発とも思える貴重な情報が得られるかもしれませんよ。
 企業で安心して研究開発を行うためには、経営者の判断や責任の所在がしっかりしていなければなりません。
 また、当然経営状態がよく(理想的には営業利益率20%以上を5年以上継続中)、主力製品の将来性も申し分ない状態が必要です。

 一般的に、企業の研究開発部門と生産部門は対立している場合が多いと思います。
 研究開発部門には高学歴な人が多く、経営が順調なときには「数パーセントのエリート集団、会社の将来を担う期待の星。」などと言われもてはやされます。
 他の部署の人がうらやむような高待遇を受けている場合も多いと思います。
 ところが経営が危うくなりますと「売り上げや利益に貢献できない穀つぶし集団」とか言われるようになり、立場が弱くなり、真っ先にリストラの対象にされてしまうのです。

 大学の研究室にいると、社会のことがあまりよく見えず、視野が狭くなりがちだと思います。
 自分の価値観と企業の価値観は必ずしも一致するわけではありませんので、企業に入って研究するには、自分の専門分野以外の幅広い知識が必要だということを強調しておきたいと思います。

 たとえ話をします。
 学生のころに野球でピッチャーとして大活躍した人がいるとします。
 その人は、プロ入り後も野球のピッチャーとしての活躍が期待され、その能力が尊重され、かなり高い確率で生涯に渡って野球界で活躍できるでしょう。
 ところが、民間企業へ就職をした博士の場合にはそうは行かないのです。
 入社後まもなく、相撲の土俵に上げられて張り手攻撃をされているかもしれないのです。
 念願かなって野球のグランドのマウンドに立てたとしても活躍できるとは限りません。
 ど真ん中のストレートを投げ続けても審判から「ボール」の判定を連発されたり、あるいは危険球とみなされ退場させられたりする場合さえあるかも知れないのです。
 そして、投げる球がなくなり、自らマウンドを降りざるを得ないような状況に追い込まれることになるかもしれないのです。

 会社に入ると、大学院在学中にはほとんど関心が無かった、企業の営業利益率、為替レートの変動、主力製品の将来性、世代の違う上司や部下、同僚との人間関係等が、直接的にわが身に降りかかるようになることを考慮しなければならなくなるでしょう。
 学生のうちに意識して幅広い情報を収集すべきだと思います。
 参考書としては、「島耕作シリーズ(弘兼憲史著)」がお勧めです。
 私は、社会に出て数年後に読みましたが、学生のうちに読んでおけばよかったと後悔したほどの、ビジネスマン必読の良書です。 

  
(原文)
 博士人材のキャリア形成の軌跡/2008年(平成20年)3月
 -若手研究者のキャリアパス多様化に向けてー
「サイエンティスト兼ビジネスマンドクターの苦労話」(p8-11)

国立大学法人 九州大学 キャリア支援センター 編集発行
 
(本文は原文著者本人による加筆修正文です)







 長文をお読みいただきましてありがとうございました。
 いかがでしたでしょうか?ご感想、ご意見等をいただければ幸いです。

 本文中で参考書として「島耕作シリーズ」を挙げましたが、このたび参考書になるような書物を自分で書いてみようと思っています。
 高学歴ワーキングプアにならないための対策書「高学歴ワーキングプアのワクチン(仮題)」を執筆する予定です。
 「サイエンティスト兼ビジネスマンドクターの苦労話」に書ききれなかったさまざまなことを書いてゆくのです。
 量的には数十倍になると思います。
 内容もさらに充実させる予定です。
 私の活動に関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、次の要領でご協力いただければ幸いです。

 お願い
 ・本ブログ読者のご紹介(「いいね」、口コミ、メール等でのご紹介)
 ・本ブログに対するご意見やご感想、ご質問等
 ・執筆予定の「高学歴ワーキングプアのワクチン(仮題)に対するご要望、ご提案等
 ・情報(ネタ)の提供
 ・(寄付としての)執筆活動支援金のご入金のお申し出 等

 メール送付先:tsuboi@kyudai.jp 件名「高学歴プア撲滅の件」

 空メールでも結構ですが、できればご氏名、ご年齢、ご所属(学校名)、役職(学年)、最終学歴等(一部の情報でも結構です)をご記入いただければ幸いです。

 「 サイエンティスト兼ビジネスマンドクターの苦労話(改訂版)」のPDFファイルをご希望の方はご遠慮なくお申し出ください(件名:「苦労話PDF希望」。
 無料にて送付させていただきます。

 執筆予定の「高学歴ワーキングプアのワクチン(仮題)」をご購読希望の方は、メールにてご連絡ください(件名:「高学歴プアのワクチン希望」)。
 作品は基本的にPDFファイルにて無料で配信する予定です(ただし、簡単なアンケート調査にはお答えいただく予定です)。
 購読希望依頼がある一定数を超えた段階で本格的に執筆する予定です。

 本ブログ末行のカテゴリー「高学歴ワーキングプア問題撲滅運動」をクリックしていただければ、関連ブログ一覧が表示されます。

 お気軽にメールください。ブログコメントでも結構です。

 関連メールマガジン「ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記http://www.mag2.com/m/0001360670.html」もよろしくお願いします。

緑内障は生活習慣病なのでしょうか?

 2015年7月1日に配信したメールマガジン
「貧乏でぐうたらな工学博士による緑内障克服物語」
http://www.mag2.com/m/0001637334.html

を転載します。



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貧乏でぐうたらな工学博士による緑内障克服物語

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  第34号 「緑内障は生活習慣病なのでしょうか?」

By 坪井利行(工学博士 九州大学)

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  読者の皆さまへ



  こんにちは。



  坪井利行です。



 梅雨の時期です。



 うっとうしい気候が続いています。

 

 今回のメルマガは、緑内障患者の心のもやもやの原因を解明するような内容だと思います。



 参考資料として多くのリンクを貼りますが、それらをお読みいただくことにより、より深くご理解いただくことをお勧めします。



さて、レポート「坪井式緑内障克服法」の主旨は、「緑内障は生活習慣病であり、生活習慣の改善こそが緑内障の特効薬である。」ということを著者(坪井)の経験に基づいて説明したものです。



 レポートをお読みいただいた方からは、

「自分にもあてはまることがいくつもあった」、

「緑内障が生活習慣病であることを認識できた」、

「毎日、楽しみながら生活習慣を改善している」、

「医師が教えてくれない貴重な情報が数多く書かれていてとても役に立った」

等のご感想をお送りいただいております。



 ところで、緑内障が生活習慣病であることはほとんど認識されていません。



 何故なのでしょうか?



 私は以前からこのことに疑問を持っており、数日前にYahoo知恵袋で「緑内障は生活習慣病なのか? 生活習慣病だとすれば、何故一般に認識されないのか?」という内容の質問してみました。



http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11147166086



 すると、非常に共感できるご回答をいただきました。



 食事の欧米化が主な要因というご回答です。



 私も漠然と気にはしていたのですが、とても重要な要因であることを再認識できました。



 

 その後、「緑内障 乳製品」で検索してみたのですが、興味深い情報が得られました。

 賛否両論です(ちなみに私は否定派です)。



○賛成派

「牛乳は緑内障の改善に効果ありますか?」

http://ryokunai.info/entry139.html



 私はこれを読んで気持ち悪くなりました。

「意外に思われるかもしれませんが」というフレーズが、いかにも怪しいですね。



○反対派

「緑内障社長の目に良い日記 – 緑内障を治したい・視野欠損を防ぎたい方へ」

http://cjnext.com/eye/blog/316



「牛乳・乳製品は摂取しない方がよいと、徐々に浸透してきています。」

http://21292738.at.webry.info/200810/article_5.html



 私はこれらの情報に共感を持っています。





「日本人 乳製品 合わない」で検索したところ、次のような情報が得られました。



「日本人に毎日の乳製品は不要である」

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n7580



 牛乳は日本では、戦後に飲まれ始めている。



 「よくいわれることではありますが、戦前の日本人のほうが、今の日本人より健康的で、なおかつ強靭で敏捷な体であったようです。

その頃の日本人で、牛乳を毎日飲んでいる人など一人もいなかったでしょう。」

 「 そもそも日本人の85%の人は、牛乳の主成分である乳糖を分解する消化酵素ラクターゼを持っていません。」





 現在、私は乳製品を欲しくなれば必要最小限摂取するようにしています。



 以前は積極的に毎日たっぷりの牛乳を飲んだり、腸の健康食と信じてヨーグルトをたらふく食べていましたが止めました。



 私見ですが(証拠はありませんが)、開放隅角緑内障の方は乳製品の摂取には特に注意されたほうが良いのではないかと思います。



線維柱帯が目詰まりする原因となる異常な蛋白質と乳製品が関連する可能性があるのではないかと思えるからです。



「開放隅角緑内障では房水流出口である隅角は広くあいていますが、排水部分である線維柱帯(せんいちゅうたい)が目詰まりしていて、房水が流れにくくなり眼圧が上昇するといわれています。線維柱帯が目詰まりする原因としては、コラーゲンや異常な蛋白質の蓄積、線維柱帯を構成している細胞の減少などがいわれています。(http://health.goo.ne.jp/medical/10AA0400)」



 乳製品が大好物で、制限するとイライラするような方は、ストレスや脳疲労の原因になりますので無理しないでください。



 また、ヨーグルトで便秘が解消できているので止められないという方はやめる必要はないと思います。



 本メルマガは、一般的には知られていない乳製品のデメリットを紹介したもので(メリットについてはあえて説明するまでもございませんので)、積極的に摂取するかしないか(止めるか)のご判断は自己責任でお願いします。





 ところで、緑内障が生活習慣病と認識されない理由を追及していたら、私が3年以上前に(緑内障に結びつくとは夢にも思わずに)執筆したコラムに結びつきました。



「コッペパンと焼き魚!? 米国経済発展のため利用されていた学校給食の真相」

http://ameblo.jp/mscnf/entry-11265265952.html



 まさしく灯台下暗しといった感じです。





日本国民が緑内障を克服できるのは日本人としての誇りを取り戻したときなのかもしれませんね?





 ご意見、ご感想、ご要望等頂けるとありがたいです。



レポート「坪井式緑内障克服法」の入手方法は、http://ameblo.jp/mscnf/entry-11898158113.htmlをお読みください。



レポート「坪井式緑内障克服法(発展編)」の入手方法は、http://ameblo.jp/mscnf/entry-12009433887.htmlをお読みください。





自然治癒力を向上させる乾布摩擦。最適なタオル(絹製メッシュ構造)のお得な入手方法は、http://mscnf.seesaa.net/article/404148305.htmlをお読みください。



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貧乏でぐうたらな工学博士による緑内障克服物語

発行人 坪井利行

Email:ryokunaishoukokufuku@gmail.com

発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/

URL:http://profile.ameba.jp/mscnf/

配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001637334.html

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プロジェクトから外された有能なベテラン技術者。

プロジェクトから外された有能なベテラン技術者。

橋下大阪市長が弁護士として活躍していた時に、次のような名言があります。
「有能な弁護士は、勝てない裁判には勝てないという。」
それを彷彿とさせるようなお話です。

 これは、とある首都圏にある東証一部上場企業の電子部品製造業で実際にあった出来事です。
 
有能なベテラン技術者T(以下、有能T)がいた。
 3人ほどの部下を持つ小グループで、ナノテク関連商品の開発を行っていた。
 そして数年の間に世界的に認められる要素技術をいくつも開発した。
 会社の方針で有能Tの部署を拡大することにした。
 十数人の有志が集まり、プロジェクトが本格的にスタートすることになった。
 プロジェクトリーダーは有能Tではなく、有能Tの無能な上司T(以下、無能T)に決まった。
 有能Tは主任技師(課長相当職)としてサブリーダー的な存在になった。
 主任技師は有能T以外にもう1名いた。

 プロジェクトの最初の打ち合わせで、無能Tは1年で事業化する目標を掲げた。
 それに対し、有能Tはプロジェクトメンバー全員に「このテーマが1年で事業化できる可能性は何パーセントあるか?」を問うた。
 無能Tを除く全員は80-90%の範囲の数字をこたえた。
 最後に無能Tは「95%以上」といった。

 それに対し、有能Tは「1年で事業化できる可能性は5%もありません。」と答えた。
 室内はざわめいた。

 無能Tは怒りをあらわにして「じゃあ、なんでお前はここにいるんだ」と言い出した。
 有能Tは次のような説明をした。

 「このテーマは、すでに世界中の優秀な研究者が取り組んだテーマであり、百数十人のメンバーで数年間取り組んだところもあり、日本においても国家プロジェクトが発足して、日本の大学や企業が一丸となって数年間取り組んだテーマなのです。
 しかし、いずれも商品レベルの試作品は1台も作れていない超難題のテーマなのです。
 とても、1年で事業化できるような簡単なテーマではありません。
 5年でも時間が足らないくらいなのです。

 そして、会社の経営状態を考えると十数年間右肩下がりが続いており、それはきれいな一次関数になっています。
 それに従えば、当社が赤字決算をしなければならなくなるのは5年後です。
 赤字決算をするようになれば、研究開発費は大幅にカットされ研究を続けられなくなります。

 最後に、ビジネスは100か0しかないといわれています。100でなければすべてゼロとみなさなければならないのです。
 95%以上というのは100ではないですからゼロとみなさなければならないのです。

 以上のことから、「1年で95%以上」という目標を掲げるのではなく「5年で100%」という意識を持って取り組むべきであることを提案します」

 無能T「だまれ!そんなことをいうやつはいなくても良い。やる気のある真面目な従業員のやる気がなくなる。出て行け!」

 有能T「それじゃあ1年後に事業化できなければどうするのでしょうか?やめるのですか?おそらく1年後になっても「1年後には95%以上」と言っているのではないでしょうか?
 そのようなやり方では永久に事業化できないのです。
 これまでは、経営的な心配はなく研究できてきましたが、これからは経営的理由で研究開発が困難になる可能性があるのです。
 「1年で95%以上」ではなく「5年で100%」という意識を持ち6年目はないのだという背水の陣の姿勢で臨まなければならない状況にあることを認識してください。」
 無能Tは激昂して有能Tをプロジェクトから完全に追放した。

 その後まもなく有能Tはさらに罠にはめられ、ついには掃除のおばちゃんと同じ部署に入れられることになった。

 それから数年後、そのプロジェクトの事業化できる見通しは全く立たなかった。
 会社は赤字決算することになり、研究所は閉鎖されることになった。
 有能Tは早期退職者優遇制度を利用して退社した。
 無能Tは知的財産所有部の責任者になったと伝え聞いている。

 こんな会社に明るい未来はあるのでしょうか?
 
 有能Tが受けた更なる罠に関しては次をお読みください。
リストラされた有能なベテラン技術者リストラされた有能なベテラン技術者http://mscnf.blog.fc2.com/blog-entry-10.html

 関連ブログ 腐敗した組織の特徴腐敗した組織の特徴http://ameblo.jp/mscnf/entry-11405590424.html
 

☆緑内障には「えごま油」!?

☆緑内障には「えごま油」!?

 かつてはナノテクノロジーで世界的に認められていた工学博士(九州大学)が、緑内障に有効と思われる情報(仮説)を発信します。
 多くの緑内障患者の希望の光になることを願って!


○本ブログに関する注意事項
 私は医師ではありません。
 13年前に正常眼圧緑内障が発覚した工学博士(九州大学)です。
 かつてナノテクブームと言われていた時代には、カーボンナノチューブの研究において独創的で卓越した成果を上げており、ナノカーボン界のアイデアマンと言われておりました。
 そのナノテクで築いた知識と経験を活かし、生活習慣を変えて自然治癒力を向上させることで緑内障を克服する活動に取り組んでおります。
 このたび、調査段階ではありますが、非常に有望と思える仮説にたどり着きました。
 坪井式緑内障克服法の最新の目玉情報と言える内容です。
 それをこのブログで無償にて公開することにより、緑内障の予防、病状の進行の減速、停止、回復及び医学の進歩にお役立ていただければと願っております。
 とはいえ、ご紹介する方法を実行すれば、すべての人に良い結果が得られるという保証もございません。
 したがって、読者の方は担当医様のご指示に従い、点眼等の治療を継続するうえで、本治療法(健康法)を補助的に実践して効果を確認していただきたい。
 また、万一不安が生じた場合や、体調が悪化していると感じられた場合には中止してください。
 本件により多数の方から感謝していただけることを願っておりますが、極少数の方に損失を与えてしまう可能性を危惧しております。


○自己責任でお願いします。
 本ブログにより損害を生じた場合に関しての損害賠償には一切応じられません。
 例えば、「えごま油を過剰摂取して下痢をした」、「まったく効果は確認できなかった。えごま油の購入代金を返してほしい」、「えごま油と緑内障の因果関係を研究したが、関連性は認められなかった。責任を取ってほしい。」等のクレイムを危惧しております。
 効果が確認できなかった場合の経済的、時間的、精神的、肉体的な損失を被る方が現れる可能性を否定できませんが、当方では一切の責任を負いません。
 その場合には、自己責任でお願いします。


○緑内障に関する予備知識。
 緑内障は日本人40歳以上で20人に1人が発症する目の重病で、中途失明の第1原因になっています。
 視神経が眼圧に耐え切れずに圧迫され死滅することで、視野狭窄、視力の低下等の症状が現れるのです。
 現代医学では回復の手立てはなく、点眼、手術等の処置は進行を遅らせる効果しか期待できません。
 失明への一方通行と言われています。
 ネガティブな情報にさらされた緑内障患者の中にはうつ病等の精神的疾患を訴える場合もあるようです。
 緑内障の原因は不明とされていますが、生活習慣病と考えられています。
 強度近視、血縁者に緑内障患者がいる人、睡眠時無呼吸症候群、肥満、運動不足、低体温症、低血圧、高血圧、 ストレスをためやすい人等が発症しやすいといわれています。
 眼の血流が悪いと緑内障を発症しやすいとの意見もあります。
 緑内障にはカシスやルテインが有効と言われていますが、効果を疑問視する医師もいるようです。
 また、これらは食品として摂取するのは難しく、サプリメントで摂取するのが一般的です。
 サプリメントは医薬品に準ずるもので、多用すると肝機能障害を起こすともいわれています。


○認知症、うつ病に有効な「えごま油」
最近いろいろな健康系テレビ番組で、えごま油が認知症やうつ病に有効であると紹介されています(参考文献1)。
その内容をまとめると次のようになります。
・えごま油はα―リノレン酸が豊富です。 
・α―リノレン酸はEPA DHAになります。 
・神経細胞を活発にし、認知症、うつ病予防に有効。
・EPA DHAの1日に必要な量:サバだと3匹ですが、えごま油だと大さじ一杯です。
・ただし熱に弱いので完成した料理にかける。
例:卵かけごはんに大さじ一杯、完成した味噌汁お椀に大さじ一杯等
・酸化しやすく開封後はお早めに消費してください。


☆坪井の仮説
 眼は脳の出店とも言われています。
 特に緑内障は視神経に関わることです。
 そこで、脳の病である認知症と緑内障には密接な関係があるのではないかと考えました。
インターネットで調査(キーワード「認知症 緑内障」)した結果、アルツハイマー型認知症と緑内障の治療には関連性があるようです(参考文献2,3)。
 ガランタミンというアルツハイマー型認知症治療薬が緑内障にも有効という研究結果があります(参考文献2)。

私はえごま油が血液をサラサラにしたりすることで血流がよくなったり、視神経細胞を活性化したりすることで緑内障にも有効に働くのではないかと考えています。
また、うつ病に有効なことは医学的にも認められていますのでその効果だけでも十分に試す価値はありますよね。
一般に抗うつ剤は、「緑内障禁忌」という薬が多いようですから有難いことです。
えごま油はうつ病以外にも老化・認知症の予防、血栓の予防、がんの予防、ダイエット効果にも期待できるといわれています(参考文献4)。
ところで、えごま油は内臓脂肪を燃焼させる手助けをすることでダイエット効果に期待されているのですが、そうすると脂肪肝にも有効なのではないでしょうか?
 肥満や低体温の人が緑内障を発症しやすい点、東洋医学的には目と肝臓は密接な関係があるとされている点を考慮しても、えごま油が緑内障に有効と言えるのではないかと思います。

まさに一石六鳥ですね(万一、緑内障に効果が認められなかったとしても一石五鳥ですので十分有難いです)。
 
 ガランタミンという薬は緑内障に有効であったとしても医薬品ですので副作用が気になります。
 効果があるとしても服用するには抵抗があります。
 できれば服用したくないですよね。

一方、えごま油は食品です。
過剰摂取すれば下痢や吐き気を催すそうですが、適量を摂取すれば副作用を気にすることはないようです(参考文献4)。
いずれにせよ、これほど反響があり多くの人が実行しているのですから副作用の心配もあまり気にしないでよいといえます。
 もし副作用があるのなら社会問題になりますからね。

 えごま油は食用油にしては高価ですが、医薬品やサプリメントに比べるとお求めやすい価格と言えます(100ml 1000円程度)。
私もすぐにでも実行したいのですが、(テレビ放送の反響で)品切れ状態が続いており、いまだに入手できていません。


☆坪井からのお願い
 緑内障患者の方で、私の仮説に同意いただける方は、次のことを実行してください。
 ただし、自己責任でお願いします。
 えごま油を調理後の食事に大さじ一杯かけて(混ぜて)毎日6か月間摂取して下さい。
 効果が表れるまで3-6か月かかるという意見があります。
 酸化しやすいので熱を加えたりせず、消費期限にも気を付けてください。
 そして、効果を実感できたら継続してください。
  合わないと感じたら無理をせず、量を減らしたり、中止してください。
 緑内障に関して改善が確認(病状の進行が止まった、視界が明るくなり効果を実感できた、もやもやが軽減された、ハンフリー視野検査のMD値が好転した等)できましたら、ryokunaishoukokufuku@gmail.comにメールするか(件名:えごま油効果)、このブログにコメントして下さい。

 医療関係者の方で本ブログにご関心をお持ちいただけた方は、私の仮説を実証していただけないでしょうか?
 ただし、自己責任でお願いします。
 本ブログの引用はご自由ですが、発案者は坪井利行であることをご明記願います(「認知症 緑内障 えごま油」、「うつ病 緑内障 えごま油」で検索しても似たような情報は見つかりませんでしたので私が最初の発案者だと思います)。
結果は ryokunaishoukokufuku@gmail.comにメールするか(件名:えごま油の件)、本ブログにコメントして下さい。

長文を最後までお読みいただきましてありがとうございました。
私の仮説の正しさが実証され、多くの緑内障患者の方々が救われ、医学の発展に貢献できますことを願っております。

なお、2014年7月に坪井が執筆したレポート「坪井式緑内障克服法」の入手方法はhttp://ameblo.jp/mscnf/entry-11898158113.htmlをお読みください。

「拍手」、「いいね」を押していただけると励みになります。
「コメント」いただけると至福の喜びでございます。
 これからも緑内障克服活動を継続してゆきます。
今後ともよろしくお願いします。


参考文献
1.認知症とうつ病を予防するえごま油の効果的な食べ方【林修の今でしょ講座 2月24日】
http://trendnews1.com/imadesyo/12975/

2.アルツハイマー型認知症治療薬ガランタミン、緑内障治療に有望!?
https://www.carenet.com/news/general/carenet/34865

3.緑内障の早期発見技術がアルツハイマー型認知症に応用出来るかも
http://alzheimer.0109nainfo.com/entry45.html

4.えごま油の効能は?認知症に効果があるって本当?副作用は大丈夫?
http://oyakudatineko.com/2500.html

 全体を通じてご意見、ご質問、ご提案等ございましたらお気軽にコメントあるいはメール(ryokunaishoukokufuku@gmail.com)ください。
 批判的なご意見も歓迎です。

著者略歴
坪井利行(つぼいとしゆき)
1991年6月 九州大学大学院総合理工学研究科分子工学専攻博士課程修了(工学博士)

(3月28日追記)
 えごま油を入手できました。

 3月26日に入手できました。
 早速使用していますが、とても気に入っております。
 初日から血流がよくなったように感じ、脳に効いていることが実感できました。
 熟睡できるようになりました。

 料理にかけなくて直接スプーンから飲んでも良いと思います。
 圧搾製法が良いと思います。

(2016年8月3日追記)
「坪井式緑内障撲滅計画」http://mscnf.blog.fc2.com/blog-entry-23.htmlもぜひお読みください。

何故、多層スクロール構造は生じるのか?

何故、多層スクロール構造は生じるのか?


何故、多層スクロール構造は生じるのか?
― ナノサイエンスと大自然を結びつける壮大な概念 -

○ 諸言
 私の業績の中に「多層スクロール状の断面構造を持った新規カーボンナノチューブ(MSCNF)の発見」があります。」

 多層スクロール構造関連特許及びH.P.

特許公開2003-206118 「ナノ炭素物質及び電子放出源」
WO2003059811 “NANO CARBON SUBSTANCE AND ELECTRON EMISSION SOURCE”
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20020307/61000/


 本件を2002年に開催された第1回ナノテクノロジー総合展示会で発表したところ、当時所属していた会社の株が高騰しました。

 専門家の方々からも、非常に面白いといわれています。

 私は、この多層スクロール構造が何故生じるのかを考えました。

 その結果、ナノサイエンスの歴史を変えるような結論に達しました。

ナノの世界と大自然を結びつけるような画期的なアイデアです。

 それをこのブログで公開することにしました。他では公開していません。

本件の引用はご自由ですが、発案者は坪井利行(Toshiyuki Tsuboi)であることを明記願います。


○ 同心円構造と渦巻構造
  カーボンナノチューブには大きく分けて単層カーボンナノチューブ(SWCNT)と、多層カーボンナノチューブ(MWCNT)があります。

 多層カーボンナノチューブの断面は同心円構造です。

 極少数意見として渦巻き型の断面構造を持つ多層カーボンナノチューブもあるといわれています。

 その場合の渦巻きはアルキメデス型です。

 つまり、一層のグラフェンを蚊取り線香のようにぐるぐる巻きにした構造なのです。

 これは、グラファイトの層間距離は0.34nmと一定であることに由来していると思います。



○ 多層スクロール構造の発見

私は、アーク放電法の製造条件を試行錯誤的に変え、効率よく多層カーボンナノチューブが製造できる条件を探っていました、
そして、ある特殊な条件(酸素雰囲気下)で作製した多層カーボンナノチューブは、内径が小さく、柔軟性を持っていることに気付きました(図1(左))。


【図1】「多層スクロール状カーボンナノファイバー(MSCNF=Multi-Scrolled Carbon Nano Fiber)」(左)とその断面(右)の透過電子顕微鏡写真

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20020307/61000/

通常の多層カーボンナノチューブは針状結晶といわれており、とげとげしています。

それに、内径が小さいにもかかわらず、一般の多層カーボンナノチューブではよくみられる竹のような「節」が見つからないのです。

それで、柔軟性を持つ多層カーボンナノチューブの断面構造は同心円ではないと考えました。
 
 そこで、最初私は、アルキメデス型のらせん構造を考えました。

 ところが、断面TEM観察によって現れた構造は、これまでに概念もなかった多層スクロール構造だったのです。


○ 多層スクロール構造(MSCNF)とは?
  私が発見した新型ナノカーボン(MSCNF)の断面写真を見てください(http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20020307/61000/ 図1(右))。

  まず、中心付近からみてみましょう。
1番内側は一層ですが、それから1回転してみると、2層に枝分かれしています。さらに外側に回転してみると、層数がどんどん増えているように見えます。

  次に、外側から見てみましょう。
  外側には、数か所で端の部分が確認できます。
  外側から適当に1層選び、内側に一回転してみましょう。
  すると、6,7層ぐらい内側に入り込んでしまいます。
  これにより、最外層では6,7層ぐらいが重なって渦巻いていることがわかります。

  このように、多層スクロール構造とは、内側から外側に行くに従って、等間隔の層数が増大してゆくらせん構造なのです。

  この構造は、これまでに概念もなかった新規構造なのです。


○ 自然界は好んでベルヌーイ螺旋を作る。

ところで、螺旋(渦巻き)には大きく分けてアルキメデス螺旋とベルヌーイ螺旋があります。

アルキメデス型螺旋は蚊取り線香に代表されるように等間隔に一層のものが渦巻いている形です。

一方、ベルヌーイ螺旋は、アンモナイト、オウムガイやカタツムリ等の生物界、台風やハリケーン等の気象、渦潮等の流体さらには銀河構造等にみられる構造で、外側に行くに従って対数的に幅が広くなる螺旋なのです。

 サイズ的に考えると、ベルヌーイ螺旋は生物学では、数ミリから数十センチ、気象、流体力学では数メートルから数キロメートル、宇宙科学では、数千光年と、ナノを除くあらゆるサイズに対応しているのです。
 
 いっそのこと、ナノの世界でもベルヌーイ螺旋が生じると考えるのが自然なのではないでしょうか?


○ 何故、多層スクロール構造は生じるのか?

結論から述べますと、多層スクロール構造はナノの世界に出現したベルヌーイ螺旋なのです。

  まず、アルキメデス螺旋とベルヌーイ螺旋を描いてみましょう。

  大多数の方は、ナノカーボンに出現する螺旋はアルキメデス螺旋と考えているようです。
  これは、グラファイトの層間距離が0.34nmと一定であることに他なりません。

  ベルヌー螺旋だと外側に行くほど層間距離が広がるので、都合が悪いのです。

  一般的に、アルキメデス螺旋は人工物に現れ、ベルヌーイ螺旋は自然の産物に現れるといわれています。

 グラファイト層を1層剥がすと自然に丸まり、アルキメデス型の渦巻きの断面構造を持つCNTができるという技術もあります。
 これは、人工物と考えれば自然の成り行きといえます。

 一方、アーク放電法により製造したナノカーボンは、自然の生成物と考えるべきなのです。
 したがって、螺旋はベルヌーイに由来すると考えるのが自然です。

 ナノカーボンの世界に出現するベルヌーイ螺旋で、1番内側の層と2層目の層間距離を0.34nmと仮定します。

 すると、外側に行くと層間距離が広がってゆきます。
 そこで、0.68nm(0.34×2)程度になると、グラファイト層の2層が重なって渦巻き、さらに層間距離が広がり1.02nm(0.34×3)程度になると、3層が重なって渦巻くと考えれば良いのではないでしょうか?

 つまり、ナノカーボンの世界では、層間距離が広がってゆく問題を層数を増やすことで解決しているのです。

 そして、最外層におきましては、終端部分が1か所に集中するのではなく、数か所に分散しています。

 これは、直感的に考えて、そのほうが円形に近くなりエネルギー的に安定するからだと解釈しています。

 このように、ベルヌー螺旋を等間隔の線分で形成する概念は、私の独自の発案であり、幾何学的にも意義深いのではないかと自負しております。


○ 宇宙からナノへ、そしてナノから宇宙へ

ナノカーボンの世界は、フラーレンの発見により切り開かれています。
それは、星間分子の研究に由来しているのです。
  
  そして、アーク放電法によるフラーレンの量産技術が開発されました。
フラーレン製造時に、副産物である陰極堆積物の中から、セレンディピティ的にカーボンナノチューブが発見されました。
  
  そして私がカーボンナノチューブの製造条件を試行錯誤しているうちに、偶然多層スクロール構造の断面をもつ新規カーボンナノチューブ(MSCNF)を発見しました。

 それは、ベルヌーイ型のらせん構造を持っているのです。
 
 ベルヌーイ螺旋は大宇宙のスパイラルアームにしばしば見られる構造であることから、大宇宙への展開が期待できるのではないでしょうか?

 個人的には、「ゆらぎ」が多層スクロール構造と強く関わっているように感じています。

 直感的にアーク放電のゆらぎ(不安定さ)がベルヌーイ螺旋の係数を決定しているように思えるのです。


 本ブログが、ナノサイエンスにとどまらず、数学、天文学、生物学、宇宙科学等様々な分野への発展に役立つことを期待しています。

 本ブログの引用はご自由ですが、発案者は坪井利行(Toshiyuki Tsuboi)であることをご明記願います。

なぜ ポストブラウン管の大本命 FED は欠点だらけの液晶テレビ(LCD)に敗れたのか?

なぜ ポストブラウン管の大本命 FED は欠点だらけの液晶テレビ(LCD)に敗れたのか?

― 大衆文化を軽視した驕れる技術オタク集団で中間管理職をやっていた天才技術者のぼやき ー

(注) 本コラムは大作に仕上げる予定です。
    気まぐれで加筆修正していきます。



・ナノテクブラックジャック誕生秘話(著者略歴)
 私はバブル期に九州大学にて工学博士号を取得後、民間企業からの「研究室を作ってほしい」という甘い言葉に騙され続けて短期間で数度の転職を繰り返した経験を持ちます。

 いわゆる「居もしない青い鳥を追い求め経歴に傷をつける」という典型的なパターンでした。

 5社目の転職先で実際に研究室を作りました。
 その会社は東京都大田区に存在する町工場で、大手電機メーカーの下請けでした。
 主力製品はブラウン管の電子銃でした。
 そこで、当時最先端のカーボンナノチューブ(CNT)に関する研究開発を行ったのです。
 そして、CNTの製造方法やCNTの薄膜化技術、CNT電子放出源を開発し、世間に認められる存在になれました。

 しかし、間もなくブラウン管の時代が終わり、その関連部品が主力製品であった会社にはその余波が襲ってきました。
入社して3年後には転職を余儀なくされました。

 その後、家電、自動車の小型表示機トップメーカーにヘッドハントされ、そこで10年間、カーボンナノチューブの研究開発を継続することが出来るようになったのです。
 そこでは、新型CNTの製造技術、CNT水素吸蔵、CNT量産技術、CNT分散技術の開発等で実績をあげました。

 会社の株価を高騰させたこともあります。
 科学論文雑誌の編集長をしているスェ―デンの大学教授から論文の執筆依頼が来たり、インドのポスドクから就職の相談を受けたこともありました。
 世界に認められる存在になれたのです。

 しかし、その会社は数年前に早期退職者優遇制度を利用して退社しました。
 こうして「自称:ナノテク界のブラックジャック」は誕生したのです。

 その経験を生かして、本作品を執筆することにしました。



執筆予定見出し

序章 ポストブラウン管開発戦国時代の幕開け
・50年以上も続いた「テレビ=ブラウン管」の時代
・欠点だらけの液晶
・大飯ぐらいのプラズマ
・ポストブラウン管の大本命 FED

 
序章 ポストブラウン管開発戦国時代の幕開け
・50年以上も続いた「テレビ=ブラウン管」の時代

 「ブラウン管」という言葉を御存知でしょうか?

 小学生以下の小さなお子様は御存じないかもしれません。
 しかし、中学生以上の方は、「ブラウン管かあ。懐かしいなあ。昔のテレビだね」といわれる方が多いのではないでしょうか?

 ブラウン管はテレビが普及し始めた1950年ころから、実に50年以上もの間、テレビの主役でした。
 テレビの主役というよりはテレビの代名詞といった方がよいのかもしれません。

 テレビのことをブラウン管と呼ぶと、知的でカッコイイ感じがしたものです。

 昔の歌の歌詞にも「ブラウン管」がテレビの代名詞として用いられている場合がいくつもあります。

 たとえば、プリンセスプリンセスの「ダイアモンド」、浜田省吾の「money」、ドロロン閻魔くんのエンディングテーマなどなど・・・・。

ブラウン管は極めて完成度の高いテレビでした。

しかし、欠点がありました。

薄型化、大画面化が困難だったのです。

そのために、一般家庭には30インチ以上のテレビはほとんどありませんでした。

1990年ごろ、この問題を解決できる可能性を持った技術が現れました。

そして、現在ではブラウン管が姿を消しているのです。

ところで、「プラズマテレビ」は御存じでしょうか?
 おそらく、ほとんどの人は知っているでしょう。
 しかし、「うちにあるよ。」という人はあまりいないのではないでしょうか?
 このことが関西に本社がある某巨大電機製造業の赤字の最大の原因になっているのです。
 

 それでは「液晶」はどうでしょう。
 おそらく、皆さんご存知でしょう。
 そして、「うちのテレビは液晶だよ」と言う方が多いのではないでしょうか?


ところで、「FED」という言葉を聞いたことはございますか?
 「えっ 何なの それ?」って感じですよね。
 おそらく、ほとんどの方はご存じないでしょう。

 実はポストブラウン管開発戦国時代には、このFEDこそが大本命だったのですよ。

著者は、FEDの中でも国家プロジェクトのテーマにもなったCNT-FEDの開発に13年間携わった経験がございます。

その経験をもとに、期待される研究開発は何故期待外れの結果に終わるのかを一般の方に分かりやすく説明することにしました。

いろいろな意味での反省材料満載の内容に仕上げる予定です。

御意見、ご感想等、ご自由にご記入ください。

宜しくお願いします。



執筆後記

 この作品が、さまざまな組織上層部の反省の材料になり、組織が正常化されて、国家の繁栄のお役にたてることを期待しております。

個人的には、コンサルタント依頼、講演依頼に期待しています。御用の際にはお気軽にご相談ください(tsuboito@yahoo.co.jp タイトルに「ナノテクブラックジャックの件」でお願いします。

ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記を転載します(パート2)


ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記を転載します(パート2)。



まぐまぐで配信した2012年11月からのメルマガを転載します。

読者登録していただけるとありがたいです。
http://www.mag2.com/m/0001360670.html




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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
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 自動休刊阻止特別号 「腐敗した組織の特徴」

By ナノテクブラックジャック(工学博士 九州大学)
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 読者の皆さまへ

 お久しぶりです。

 ナノテクブラックジャックです。

 私のことをご記憶いただいておりますでしょうか?

 約半年ぶりのメルマガ発行です。

 何故、半年ぶりに発行したのでしょうか?

 続きは編集後記で・・・。




 ○腐敗した組織の特徴

 今回は、私の経験を元に腐敗する組織の特徴について私見を述べさせていただきます。

 知人から「ネガティブなことばかり書くな。」とお叱りを受けそうですが、日本復興の起爆剤になることを期待して記すことにします。

 私が以前勤務していた会社は、首都圏にある東証一部上場企業で、かつては十数年もの間、営業利益率20%以上で毎年100億円以上の営業利益を上げていました。
 おまけにやりたいことは何でもやらせてもらえる「技術者の楽園」と言われていた超優良企業だったのです。
 
 それが、20年くらい前から右肩下がりが止まらず、最近では5期連続で赤字決算をしています。

 これまでに大量リストラを何度も行っています。

 その会社で管理職を10年近く勤めた者の目から見た、腐敗した組織の特徴を説明します。



1. 裸の王様がいる。

そして、「王様は裸です」と言ったものはリストラされ、「王様のお召し物は素晴らしいですね」と言う人たちが出世しているのです。


2. 正論が通用せず、有能な人材を潰している。

  この国では正しいこと、立派なことを言っているのに、否定されたり、無視されたり、非難される場合が少なからずあるようです。
  野球に例えるなら、審判の判断が狂っていて、ど真ん中のストレートを投げ続けているのに「ボール」と判定され続けられているようなものです。
 どんな名投手だって潰されてしまいます。


3. 反省すべき人間が責任転嫁している。

最近、全国的に出世したくない人が増えているようです。
出世すると、多額の負債の責任を負わされるからなのです。
   責任を負うべき人間が逃げるために、部下を異例に出世させて責任転嫁をしているのです。

4.無駄な努力をしている。
   やらなければならないことはやらずに、やらなくてもよいことを一所懸命しているのです。
   歯車がかみ合っていないのに回転数を上げることしか考えていないようなものです。


5.精神が病んでくる。
  将来に不安を感じ、現在に苛立ちを覚える状態が長い間続くと精神が蝕まれるのです。
  以前勤務していた会社では、精神的な疾患で半年以上休職している人が1%くらいいました。


6.モラルが低下する。
  刑事事件に該当する不祥事の責任を問われ、退社を余儀なくされた人が1年間に3人いました。
  罪状は横領、背任、公然わいせつです。
その中には取締役の方もおられました。


これらのネガティブ要因が複合的に組み合わさり、負のスパイラルに陥り、泥沼状態から抜けなくなるのです。
  


○編集後記

何故、この時期に発行したのでしょうか?
 半年以上メルマガを発行しなければ自動的に休刊になってしまうからなのです。
 (タイトルの前の「自動休刊阻止特別号」がヒントでした)

 前回発行した5月下旬には、発行部数は14部でした。
 それからメルマガを全く発行していないにもかかわらず7部増えて21部になっています。

 ここで、メルマガを発行せずに休刊になると、7人の方々は一度もメルマガを受け取ることなく休刊通知が配信されることになります。

 なんだか、申し訳ない気がして発行しなければと思いました。

 発行部数は少ないですが、確実に伸びています。

 いつの日かマスコミにでも取り上げられ大ブレイクすることを夢見ながら、世の中の黒い部分を浮き彫りにするようなメルマガを発行し続ける予定です。

 このメルマガの読者数が10万人を超えたときから日本の復興が始まると勝手に信じています。

 拡散希望です。

お知り合いの方にご紹介いただければ幸いです。

 読者数が激増すれば発行回数も増加させます。

 今後ともよろしくお願いします。


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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
発行人:ナノテクブラックジャック
公式サイト:http://mscnf.blog.fc2.com/ (自称:ナノテク界のブラックジャックの挑戦!)
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配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001360670.html
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命名により明暗が分かれたナノカーボン発見の評価

命名により明暗が分かれたナノカーボン発見の評価
―フラーレンとカーボンナノチューブ発見に見られるネーミングの重要性―

(注)本コラムは昨年公開し削除したものですが、復刻させることにしました。

1970年に子供がサッカーボールで遊んでいるのを見ていた計算科学者がいた。
初代C60研究会(現フラーレン・ナノチューブ学会)会長大澤映二博士(現株式会社ナノ炭素研究所社長)だ。
大澤はサッカーボールの中にコランニュレンという物質を見出した。
コランニュレンは5つの炭素の六員環が五員環を取り囲んだリング状に連なった炭化水素で、平面的ではなく立体構造を持っていることに関心が持たれていた。
その構造がサッカーボールの中に含まれていることに気付いたのだ。
大澤は、その考えを発展させて、60個の炭素原子から成るサーカーボール状の物質が安定に存在できることを計算科学により実証した。
(例えば、有機化学美術館(http://www.org-chem.org/yuuki/C60syn/C60syn.html)参照)

 大澤は、その結果を「化学」という雑誌に紹介した((注):「化学」は審査官がいないので論文ではない)。
しかし、その反応は冷たく、正式な論文にすることはなかった。また、予言した新物質に名前を付けていなかった。
 1985年に英米の共同研究により、実験的に60個の炭素原子が安定に存在することが実証され、その構造がサッカーボール型をしていると予想した。
 六員環と五員環を組み合わせたドーム型建築を設計している米国で有名な建築家バックミンスターフラーにあやかり、「バックミンスターフラーレン(通称:フラーレン)」と命名し、論文を投稿した。
 その後、数年間におよびC60がサッカーボールの形かどうかが議論された。
1990年にアーク放電法によるフラーレンの大量合成法が開発され、分析の結果サッカーボール型であることが実証された。
 彼らは、1996年にノーベル化学賞を受賞している。
 大澤のC60に関する研究成果は、後に「幻の予言」と呼ばれている。
C60を命名し、正式な論文にしていれば1996年のノーベル化学賞受賞は間違いなかったといわれている。

1991年、安藤義則教授(名城大学)はアーク放電によるフラーレンの製造に関する研究に取り組んでいた。
飯島澄男博士(当時NEC)は安藤研究室を訪れ、見慣れないものに関心を抱いた。
陰極堆積物、アーク放電によるフラーレン製造の際に陰極に円柱状に堆積する副産物で、いびつな形状の炭素の塊だ。
当時、陰極堆積物には関心が払われておらず、安藤教授は捨てるために放置していたものだ。
飯島博士は、「捨てるものなら一つもらって行くよ」といった軽い気持ちで陰極堆積物を持ち帰った。
飯島博士の御専門は電子顕微鏡観察だ。早速、陰極堆積物を観察するとこれまでに見たこともないナノサイズの直径を持つチューブ状の針状結晶を発見した。
飯島博士は、それを「カーボンナノチューブ」と命名し、論文を投稿した。
その後、飯島博士はカーボンナノチューブの発見者として世界的に知られるようになった。
そして、その功績によりノーベル賞以外のあらゆる賞を総なめにしている。
 2001年、つくばで飯島博士のカーボンナノチューブ発見10周年記念式典が開催された。
 その時に、フラーレンの発見によりノーベル化学賞を受賞したスモーリーが招待講演を行った。
 その内容は、「飯島がカーボンナノチューブを発見したといわれている1991年以前にも、ナノサイズの直径を持ったチューブ状のカーボンに関する論文や特許は出ている。飯島は発見者ではなく、名前を付け変えて広く世に広めたのだ。
いわば、すでに原住民が住んでおり、北欧のバイキングの間では知られていたアメリカ大陸を発見したコロンブスのような存在なのだ。」

教訓
自分で発明、発見した技術、効果には名前を付けよう。
どのような名前を付けるかにより、世間の評価は大きく左右される。
レナウンのヒット商品「通勤快足」は、以前「フレッシュライフ」という名前だったが、あまり売れてなかった。
しかし、改名したとたんに10倍くらい売れるようになったことは有名だ。

私は、新規断面構造を持つカーボンナノチューブを発見し「多層スクロール構造」と命名した。
実は、「多層スクロール」は、すでに他の分野で使われている。
携帯やパソコン画面を多層でスクロールするという意味で使われていたのだ。
インターネットで「多層スクロール」を検索して、何万件もヒットする中でカーボンナノチューブの断面構造の意味が上位に位置しているのを見ると誇らしく思えてくる。
また、ナノテクの専門用語辞典に「多層スクロール構造」が紹介されているのを見ると専門家にも認められたことが実感できる。

命名は発明者、発見者の特権であり重要ですよ。
名前を付けることにより、発明や発見した実績の成長を確認する事が出来る。
研究活動の励みになりますよ。
以上

06/04のツイートまとめ

mscnfcnw

『この国は失われた20年を通過して30年へ向かうのか?それとも復興するのか?』 http://t.co/2cIW9cNe
06-04 11:50

真相:粘着テープによるCNTエミッターの起毛処理技術の開発秘話

 1990年代後半から2000年代前半にかけて、ポストブラウン管の座をかけて液晶テレビと競ったディスプレイがございました。
 CNT-FED(Carbon Nanotube Field Emission Display)です。
 世界中の多数の優秀な研究者が、開発に参加しました。
 日本でもその開発のために、巨大な国家プロジェクトができて、多額の国家予算(国民の血税)が投入されたほどです。
 心臓部である電子放出源(電子銃)にナノテクで最も期待されている夢のナノ材料:カーボンナノチューブ(CNT)が使われているのが特徴でした。

 そのCNT-FED開発に関連した卓越した要素技術に「粘着テープによるCNTエミッターの起毛処理技術」というものがあります。
 CNT薄膜を形成した後で、その上からセロハンテープ等の粘着テープを張り付け、それを引き剥がすことによりCNTが起毛して、格段に電子放出能力を向上させることができるという技術です。
 誰にでも簡単にできて効果は絶大な技術ですので、世界中の多くの研究者が採用している優れた技術なのです。
 しかし、その優れた技術は、「いつ頃、誰がどのようにして開発した技術なのか?そして、開発した技術がどのように取り扱われたのか?」は、専門家の間でもほとんど知られていないのです。

 実は、その技術を開発したのは、当時日本の町工場に在籍していた2人の技術者なのです。
 優れた技術が如何にして開発されたかを知ることは、教育的、学術的に重要と考えます。
 技術立国日本の復興を願って、その技術の開発の全貌を説明させていただきます。

 時は1998年、ところは東京都大田区にある元気のいい町工場、30代半ばと20代半ばの2人の技術者(以後30代技術者、20代技術者と呼ぶ)がCNT電子源の開発を行っていました。
 彼らはすでに単層カーボンナノチューブ(以後SWCNT)を簡単に金属基板上に薄膜化させ、それが電子源として応用できる技術(以後219特許と呼びます。219は公開特許番号の下3桁です)を開発していました。
 しかし、その電子放出能力は今一つでした。
 社友である某国立大学の講師の先生のご助言で、CNT薄膜の転写技術を開発することにしました。
 CNT薄膜の突出したCNTの先端部分は長さがそろっていた方がデバイス構造的に有利になり、電子放出特性が向上するはずなのです。
 転写(対向する金属板に接着剤を付けてCNT薄膜を移し取る)した方がCNT薄膜の先端の長さがそろうのではないかということに期待したのです。

 早速20代技術者が実施したところ予想外のことが起こりました。

 219特許で作製したCNT薄膜は予想以上に強く金属板に付着していたのです。
 したがって、転写するつもりが転写できずに、結果的にCNT薄膜の上層部の一部を引き剥がしたような状態になったのです。
 偶然引き剥がした状態になったCNT薄膜の電界電子放出能力を測定したところその能力は格段に向上していたのです。

 20代技術者はその結果を社内の開発会議で報告しました。
 それを聞いた30代技術者は即座にその原理を解明しました。
 そして、粘着テープによるCNT表面起毛処理技術を発案したのです。
 それを受けた20代技術者によりその効果が認められ、原理の正しさが実証されたのです。

 30代技術者はその技術の特許を出願するように経営者に強く提案しましたが、承認されることはありませんでした。
 それから間もなく、2人の技術者はヘットハントされて転職しました。
 そして、転職先で引き続きCNT電子源の開発を行うことになったのです。

 転職先で粘着テープによるCNT表面起毛処理技術を紹介し、知的財産部(知財部)に特許出願依頼書を提出しました。
 しかし、同時期に社内の別グループからCNT-FEDに関する特許出願依頼書が知財部に提出されていたのです。
 知財部の判断で2件の特許出願依頼書は、合わせて1件の特許にして出願することになりました(以後360特許と呼ぶ)。
 360特許は「粘着テープによるCNT表面起毛処理技術」が明記された最初の文献であり、後に権利化されました。
 ところが、粘着テープ処理に関して占める割合は360特許全体の2割程度でしかなく、それゆえ専門家にもあまり知られていないのです。

 ところで30代技術者は、粘着テープ処理を応用したCNTパターン形成に関する技術の特許出願依頼書も同時期に提出していました。
 それは、独立した別の特許として出願されました(362特許と呼ぶ)。

 それからしばらくして台湾の大学のグループが362特許を引用した360特許の粘着テープ処理技術の部分と酷似した内容の特許を米国に出願したのです(US221特許と呼ぶ)。
 30代技術者は、こまめに自己の特許の被引用文献をチェックしていました。
 したがってUS221特許が出願されていることにすぐに気付き、社内関係者に異議申し立てするように強く迫ったのです。
 360特許に優先権があることを主張すればUS221特許の新規性が喪失し、権利化を簡単に阻止できたはずなのです。
 しかし、それに対して適切な処置がとられることはなかったのです。
 そして、意義申し立てできる期限が終了し、とうとうUS221特許は正式に成立してしまったのです。
 したがって米国で本技術の権利を有しているのは台湾の大学の研究者なのです。
 つまり、360特許を日本に出願し権利化した真の発明者でさえ、米国へ輸出するような商品に対しては、台湾の大学の研究者に特許権使用料を支払わなければならないのです。

 これが、真相:粘着テープによるCNT表面起毛処理技術の開発の全貌です。

 優れた技術を開発しても、周りがそれを認め適切な措置を取らなければ権利を生かすことはできないのです。
 宝くじが当たっているのに、それを認めず換金する機会を失うくらいもったいなくやりきれない話だと思います。

 優れた技術が尊重されず、それを発明した優れた技術者が周辺に尊敬されない状況下にあって、技術立国日本の復興はありえないと思えるのですが・・・・・・。

リストラされた有能なベテラン技術者

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本日は、私が個人的に知っている貴重な情報を元にブラック企業の実態を説明します。

ある企業に2人の技術者がいました。
一人は30代後半の有能なベテラン技術者です(以下ベテラン技術者Tと呼びます)。
もう一人は20代半ばの若手技術者です(この技術者を若手技術者Nと呼びます)。
 
 ベテラン技術者Tは、仕事に厳しく自分にも部下にも妥協を許しません。
 常によりよい技術を開発することを考え、実行し実績を上げていました。

 若手技術者Nは、学生時代アルバイトばかりしていたためか、仕事に対する情熱もなく口癖は「面倒くさい」でした。

 ベテラン技術者Tは、若手技術者Nに「「面倒くさい」などという発言は思っても決して会社では口に出すな!」とたしなめます。

 若手技術者Nはそれを逆恨みして、親しい知人にベテラン技術者Tを殴ってやりたいなどと風潮していたそうです。

 ベテラン技術者Tと若手技術者Nはナノテク材料を開発していました。
 ベンチャー企業に特注の製造装置を作らせて、それを使ってナノテク材料の開発を行っていたのです。
 その特注装置は不完全で使い勝手も良くありませんでした。
 それをベテラン技術者の活躍Tで完全な使いやすい装置に改造してゆきました。
 完成するまでに3年の月日を要しました。
 その間、世界的に認められる要素技術もいくつか開発出来ました。

 特に装置を毎日分解して掃除しなければならなったのを、2カ月に1度分解掃除すればよいように改造した点が生産性を向上させ、開発スピードを上げることができたのです。
 分解掃除を3カ月しなければ悪影響が出始めるのですが、多少余裕を持たして、2か月で分解掃除するように規定しました。

 その後、特注装置で作ったナノテク材料は、会社の社運をかけた開発テーマに応用されるようになりました。

 完成した特注装置は若手社員Nに任せて、ベテラン技術者Tは新しいテーマに取り組みました。
 特注装置に量産性を持たせるアイデアを盛り込んだ量産型特注装置の開発です。
 成功すれば生産性が10倍になり、製造コストが半減するのです。
ベンチャー企業に量産型特注装置を作製させ、独りで量産技術の開発に取り組んだのです。
 最初は、品質の悪いナノテク材料しかできませんでした。
 試行錯誤して量産型特注装置を改造し、1年後には最初の特注装置で作製したナノテク材料と同等の品質のものが10倍近い生産性で製造できるようになっていました。
 コストも半減出来ました。

 その頃、ベテラン技術者は組織の上司に呼ばれました。
 その上司は無能で、有能なベテラン技術者Tを毛嫌いしていました。

 若手技術者Nに任せたはずの特注装置でナノテク材料を作ってくれと言われたのです。
 意図がわかりませんでした。

 言われるままにベテラン技術者Tが、1年ぶりに初期型特注装置を稼働させました。
 すぐに、装置を分解掃除しなければならない状況にあることに気付きました。
 
 ベテラン技術者Tは若手技術者Nに分解掃除をしているか問いただしました。
 若手技術者Nはそれを無視して答えませんでした。
 さらに、若手技術者Nは作業記録さえ全く付けていなかったのです。

 装置の状態は、規定通りだとすれば5回は分解掃除しなければならないはずなのに、1回も分解掃除していないのではないかと思えるようなひどい状況になっていたのです。

 ベテラン技術者Tは上司に事情を説明して分解掃除をしようとしましたが、上司が許可しませんでした。

 「いいから、このままの状態でお前が作れ。」
 ベテラン上司は、自らが3年がかりで作成した規定に背いて不良品の材料を作らされました。

 数日後に、装置の分解掃除をしても良いという上司の許可が出ました。
 装置を分解するとひどい状況でした。おそらく1回も分解掃除していなかったのでしょう。
 ベテラン技術者Tは2日がかりで念入りに装置を分解掃除して、新品同様の状態にしました。
 そして、順調に良品ができる状態になっていることを確認して上司に報告しました。
 上司は、べテラン技術者Tを元の量産型特注装置の開発業務に戻しました。
 ベテラン技術者Tは、最悪のコンディションの状態の装置で無理やり不良品を作らされたことに漠然とした不安を感じていました。
 「何か良からぬことを企んでいるのでは?」

 数カ月後、その不安が的中しました。
 イントラネットで共通ファイルの「取締役報告会資料」を見たとき、ベテラン技術者Tは唖然としました。

 そこには、ベテラン技術者Tがその時に不本意ながら作らされた不良品ナノテク材料と、分解掃除後に若手技術者Nが作った良品ナノテク材料の特性比較がされていました。

 そして、その報告書は次のように結論付けられていました。
 「ベテラン技術者Tは偉そうなことばかり言っているが、実力はない。口先だけの無能社員だ。若手技術者Nの方がよほど優秀だ。ベテラン技術者Tをリストラの対象にすべきだ。」

 ベテラン技術者は当然抗議しましたが、無能な上司、取締り役からは「言い訳するな」「大口たたくな」などと罵倒されるばかりでした。

 それから数年後にベテラン技術者Tはリストラ退職しました。
 
 その会社は、かつて技術者の楽園と言われていた超優良企業でした。
 しかし20年近く右肩下がりが止まらず、ネットでは「将来性なし」などと書き込まれています。
 その会社名とブラック企業で検索するとブラック企業偏差値64でした。

「ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記」を転載します

まぐまぐから発行しております好評の「ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記」を転載します。

メルマガで発行したものを数日遅れで新しいもの順に張り付けてあります。

気に入っていだだけましたら、無料ですのでお気軽にご登録ください。
(http://www.mag2.com/m/0001360670.html)


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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
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第5号 執筆活動と格闘技

By ナノテクブラックジャック(工学博士 九州大学)
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読者の皆さまへ

発行人のナノテクブラックジャックです。

以前「格闘技の達人は相手の攻撃を紙一重でかわす」と聞いたことがあります。

大きくかわしていると体力を消耗し、反撃の機会が得られないのです。
相手の攻撃をセンチのところでかわすと体力の消耗も少なく、反撃し易い。
相手の攻撃を数センチのところでかわすためには、みきる判断力が重要です。
しかし、みきる判断を誤れば、相手の攻撃を受けるリスクを負います。

私は、執筆活動は格闘技に似ていると思います。
世のためになる鋭い意見を書くとバッシングされるのです。

日本の教育は、お上の批判するものを悪とし無視するように洗脳しているのではないかと思えます。

売れている本やメルマガ等はさし障りの無い世間話的なものが多いように感じています。

現在巷に出回っている文章は、まるで素人の格闘技のように思えます。

鳥肌が立つような鬼気迫る格闘技のような執筆家は現れないものでしょうか?

以前は、「ペンは剣よりも強し」と言う言葉がありましたが、最近は聞きませんねえ。

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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
発行人:ナノテクブラックジャック
公式サイト:http://mscnf.blog.fc2.com/ (自称:ナノテク界のブラックジャックの挑戦!)
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配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001360670.html
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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
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第4号 S.スピルバーグ監督のとりあえずの2択問題

By ナノテクブラックジャック(工学博士 九州大学)
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 読者の皆さまへ

 今日は、S.スピルバーグ監督に関する豆知識を執筆します。

S.スピルバーグ監督と言えば、「ジョーズ」、「未知との遭遇」、「E.T」、「バックトゥーザフーチャー」、
「ジュラシックパーク」等のヒット映画を産み出した米国を代表する映画監督です。

 私は、以前、スピルバーグ監督が映画を作ろうと思い立った時、とりあえず2択問題を自問自答すると聞いたことがあります。

 「あらゆる賞を総なめにする映画にするか?」「観客動員数を塗り替える映画にするか?」の2択問題です。
 換言すると、専門家をうならせるような映画にするか、一般受けする映画にするかということだと思います。

 このことは、映画に限らずあらゆることに当てはまるように感じています。

高学歴ワーキングプア問題にも通じると思います。

 博士号取得者が報われないのは、専門家に認められることのみを考え、一般受けすることを軽視した結果、
世間一般から制裁を受けているようなものなのかもしれません。

 韓国の企業が伸びているのは、マーケティングリサーチを重視しているからだと聞いたことがあります。

 格差社会において、勝者は「観客動員数を塗り替える映画を作る」選択した人なのかもしれません。

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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
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第3回 目標:サザエさん

By ナノテクブラックジャック (工学博士 九州大学)
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読者の皆さまへ

発行人のナノテクブラックジャックです。

前回の予告通り、目標:サザエさんを執筆しました。


何十年間も高視聴率を取り、日本国民に愛されているアニメがあります。
「サザエさん」です。
何故「サザエさん」は、長寿の国民的アニメになったのか考えてみました。
私は二つの理由を考えました。まず、登場人物が老若男女偏りが無く、
だれもがそれぞれ近いキャラクターに投影でき、共感できる快楽を得られる点。
そして、それ故嫌っている人がいない点だと思えるのです。
つまり、敵がいないということが最大の武器になっているということです。
一般に、敵を1人作ると仲間を5人作って釣り合うと言われています。
それは、憎しみのpowerが共感のpowerの5倍あるからです。
私も久しぶりに同窓会に行った時に、会いたくない人の顔はすぐ分かるのに
親しかった友人の顔は分からなかった経験があります。
思わず会場から逃げ出したくなりました。
これは、見方と仲良くするよりも、敵に遭遇した場合には逃げなければならないことの方が
生存において重要という動物の自衛本能なのかもしれません。
大成功する人って、特定の人達からカリスマと言われるよりも、敵を作らないタイプの人のように思えます。

追伸
いままで、月一ペースでしたが、これからは少し気合いを入れて書きます。
今後ともよろしくお願いします。




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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
発行人:ナノテクブラックジャック
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2012年12月1日配信
• サブジェクト
第2号 犬のお父さん、力石徹の減量、あげそばの誕生秘話。
• メルマガ原稿
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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
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第2号 犬のお父さん、力石徹の減量、あげそばの誕生秘話。

By ナノテクブラックジャック(工学博士 九州大学)
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読者の皆さまへ

発行人のナノテクブラックジャックです。
 お久しぶりです。
 「今回も面白そうなタイトルだな」と思っていただいた方、有難うございます。
 実は、創刊号を発行する以前は、第2号のタイトルを[目標「サザエさん」]で
執筆する予定でした。
 何故気が変わったかと言うと、このメルマガの読者の中に、私の知人が数人います。
 その知人達から、創刊号[ケンタッキフライドチキン計画」を開始します]は
とても面白かったと称賛のお言葉をいただいたからなのです。
 そのうちの一人は、いつも激辛のコメントをくれる学生時代からの親友です。
 彼が称賛することは滅多にありません。
これはただことではないと思い、予定を変更して創刊号に引き続き
「災い転じて福となす」的なテーマをネタ帳から引き出して執筆することにしたのです。
前回のケンタッキーフライドチキンのフランチャイズビジネスに続き、
起死回生的な3つの誕生秘話をお楽しみください。


・犬のお父さんの誕生秘話
昨年、テレビでソフトバンクの社長:孫正義がCMの人気キャラクター犬のお父さんの誕生秘話について語っていました。
それによると、犬は最初、一家の犬のペットとして普通に登場させる予定だったのです。
お父さん役は最初は相応しい男優を予定していたのです。
お父さん役以外のキャラクターの俳優が順調に決まって行く中、お父さん役の候補の男優はスケジュールが合わない等の理由でなかなか決まらなかったのです。
そして、ついに期日が来ても決まりませんでした。
その時、ペットとして登場させる予定だった犬をお父さんにしようというアイデアが出され、採用されて大ヒットしたのです。
 もし、お父さん役の男優がすんなり決まっていたら、犬のお父さんは誕生することはなく、ありふれた平凡なCMになっていたのです。

・力石徹の地獄の減量苦の発案裏話
力石徹は伝説的な国民的アニメ「あしたのジョー」に登場した最も人気のあるジョーのライバルです。
漫画の中で力石が死んだ時、大規模な葬式が実際に行われたことは有名です。
力石の人気の理由は、常識外れの地獄の減量苦にあると思えます。
プロのリングでジョーと対戦するために2階級もウェイトを減らすために常識外れの過酷な減量を行ったのです。
そして、その原料が死因の一つにもなったという設定です。

実は、地獄の減量苦の発案には次のような裏話があるのです。
「あしたのジョー」は原作:梶原一騎、画:ちばてつやです。ちばは、ジョーと力石のキャラクターイメージを考慮して、力石をジョーよりも二周りも大柄に描いて登場させているのです。
このことが後に梶原を苦しめることになるのです。
ボクシングは体重による階級制なので、体格が明らかに異なる2人をプロのリングで対決せることが出来なくなったのです。
そこで、苦悩の末に思い付いたのが、常識外れの地獄の減量苦なのです。
ちばてつやが2人を同じ位の体格に描いていれば、「あしたのジョー」は伝説的な国民的アニメになっていなかったのかも知れないのです。

・仁賀保中学校(秋田県)の人気給食メニュー「あげそば」の誕生秘話
 秋田県仁賀保中学に「あげそば」と呼ばれている特有の人気給食メニューがあります。
特徴:普通はゆでる中華めんの乾麺を油で揚げる。すると時間がたっても伸びなくなるのです。揚げた麺を豚肉と野菜の入ったスープで煮込む。

40年くらい前に仁賀保中学で、干しうどんと注文したのに間違って干した中華そばが届けられたそうです。
中華そばはうどんと違い、普通に茹でたのでは食べる頃にはのびてまずくなってしまいます。
それを防ぐための苦肉の策として、中華めんを油で揚げて調理してみたのです。
給食に出したところ非常に好評で、多くの生徒からリクエストされるようになったのです。
今では、仁賀保市の人気給食の定番メニューになっていて、「あげそば全力普及会」という、あげそばに町おこしの期待をかけている活動を行う団体まで現れているのです。
超一流の人達は、ピンチをチャンスに変えられるのです。「災転じて福と成す」能力を持っているのですね。

今後、本メルマガで執筆する予定のタイトルをご紹介します。
[目標「サザエさん」]、[S.スピルバーグ監督のとりあえずの2択問題]、[執筆活動と格闘技]

最近、執筆活動を本格的に開始しておりますが、本メルマガでは執筆活動についてあれこれと考えていることをご紹介してゆく予定です。
 
 
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2011年11月11日配信
• サブジェクト
創刊号 「ケンタッキーフライドチキン計画」を開始します。
• メルマガ原稿
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ナノテクブラックジャックの気まぐれ日記
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創刊号 「ケンタッキーフライドチキン計画」を開始します。

By ナノテクブラックジャック
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読者の皆さまへ

はじめまして。
発行人のナノテクブラックジャックです。

今日は記念すべき日です。2011年11月11日。11がいっぱい並びました。
10日ほど前からこの日を狙って、本メルマガの創刊号を発行することにしていました。

ところで、創刊号のタイトルにある「ケンタッキーフライドチキン計画」って気になりますよね。
ちなみに「ケンタッキーフライドチキン計画」は、私の作った造語です。
一体全体どういう意味なのでしょうか?
 「鳥の唐揚げを作って売る商売をするつもりなの?」と思われた方も多いのではないかと思われますが、そうではありません。
それだと「そのまんまじゃないか」という突っ込みが入りそうです。
 ヒントは、カーネルサンダースが鳥の唐揚げのフランチャイズビジネスを始めた理由にあります。
 カーネルサンダースは30代後半までに40種もの職業を経験しています。
そしてタイヤのセールスをしている時に出会った石油会社の支配人から勧められて、ガソリンスタンドを始めたのです。
 田舎町なので、ガソリンスタンドに来たお客さんは、食事ができずに困っていました。
 そこで、カーネルサンダースは、ガソリンスタンドの敷地内にあった物置小屋を改装して、わずか6席の小さな食堂を経営したのです。
 経営した食堂の一番の人気メニューはフライドチキンでした。
 その後ガソリンスタンドは、ツケで販売していたお客さんからお金を回収できずに倒産してしました。
 一方、食堂の経営は順調でした。
しかし、その食堂は火事により全焼したのです。
そこで、フライドチキンの製法を教える代わりに売れたチキン1羽につき5セントを受け取るフランチャイズビジネスを発明したのです。
 それが大成功し、爆発的に店舗数を増やせたのです。
 どんな状況にあっても、良い物は残せて、広く世に伝わるということですね。
 そして、一流のビジネスマンは「災い転じて福となす」を実践出来るのです。

 このように、善意で始めた副業的なビジネスが、苦境をもろともせずに大成功を収める計画を「ケンタッキーフライドチキン計画」と呼ぶことにしました。
 今年は無理ですが、来年の流行語大賞に選ばれることに期待しています。

 私は、以前勤務していた会社で、年に1,2回ではありますが、社内報向けのコラムを執筆したり、社内講演を行っておりました。
 それが大好評でした。
 「読みやすい」、「分かりやすい」、「面白い」、「ためになる」、「いつまでも記憶に残っている」等の称賛を浴びておりました。
 多数の人から「もっと書いて下さい」と催促されておりました。
 そして、私が会社を辞める時には、私の講演が聴けなくなったり、執筆したものが読めなくなると残念がる方が大勢おられました。
 そこで、好評だった執筆や講演活動を本業にして、日本の復興に貢献することにしました。
 それが私にとっての「ケンタッキーフライドチキン計画」です。
 不定期発行ではございますが、受け取られた方が得をした気分になるようなメルマガを発行してまいります。
 今後とも、宜しくお願いします。

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 サンプル版 漫画の神様の嫉妬により潰されかかった傑作漫画

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石ノ森章太郎と言えば「仮面ライダー」、「サイボーグ009」等の作品を描いた人気漫画家です。
石ノ章正太郎の作品の中に、「ジュン」というタイトルの漫画がありました(1967年「COM」連載)。
ジュンには次のようなエピソードがあります。
ジュンは姉への愛情とその喪失を主題に、明確なストーリーを描かず絵とコマの流れだけで叙情的な世界を表現した、セリフが全く無いことを特徴とした実験的な作品でした。
漫画の神様といわれている手塚治虫は「ジュン」の連載が開始されて間もなく、読者への手紙の中で酷評したのです。
「あれは漫画ではない」とまで言い放っているです。
 石ノ森は、手塚の意見を尊重して、即刻「ジュン」の打ち切りを宣言しました。
 まもなく手塚は、石ノ森を訪れ、「「ジュン」はすばらしい作品であることを認め、「なぜあんなことを言ったのか自分でも分からない。」と詫びたのです。
つまり、漫画の神様が石ノ森の才能を嫉妬して、不適切な発言をしてしまったことを認めたのです。
そして、「ジュン」の連載は再開され、1968年小学館漫画賞を受賞しました。メデタシ、メデタシ。
 
私は、大先生と呼ばれている研究者の中には、異常にプライドが高く、格下の研究者の研究成果を素直に認めないタイプの方が少なからずおられるように感じています。
私は自信たっぷりに発表したのに、大先生に認めて頂けなかった場合には、このことを思い出しています。
私が開発した究極のナノ分散評価技術「複合化燃焼法」が、大先生方に認めていただけるのは、いつのことでしょうか?
私はその時が、第2期ナノテクブームの幕開けであり、技術立国日本復興元年になると予言します。



民間企業への就職を検討している大学院生(特に理系博士課程)とその両親およびその指導教官へ送るアドバイス

「高学歴ワーキングプア問題撲滅運動を開始します。
http://mscnf.blog.fc2.com/blog-entry-22.html」を公開しました。



 格差社会になっているこの国で、高学歴ワーキングプア問題が深刻化しています。
 かつては人生の勝者の資格と思われていた博士号取得者が、負け組になっている場合が決して珍しくないのです。
 この状況は、私があえて説明するまでもないので、例えば次の参考文献を参照していただきたいと思います。

「創作童話 博士が100人いる村(作者不詳)」(ネットの話題作)
「高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (水月昭道、光文社新書)」
「ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (水月昭道、光文社新書)」

 近年の格差社会においては、学歴と生涯収入に差がないともいわれています。
それにより子供たちは「勉強したって意味ないじゃない」と考えるようになり、子供の学力低下の原因になっているとも言われているのです。

 博士号取って、その後も寝る間も惜しんで研究して、異性と付き合う時間もなく、なおかつ経済的な理由で結婚できない人は少なからずいるのです。
 一方、高校でヤンキーやってたお兄さんが、若くして出来ちゃった結婚し、行列のできるラーメン屋を開業してフェラーリに乗っていたりします。
 子供にどちらの人生を選択したいか質問したら、後者の方が断然人気があるのではないかと思えるのですが・・・・?
 うーん!こんなご時世では「子供に勉強しろ」と言えないですよねえ。

明らかに、日本全体の価値観が狂っています。正常になるまでにはかなりの時間を要すると思われます。
 本ブログは、高学歴ワーキングプアに陥らないための予防策のために執筆しているとお考え下さい。

・最近、新入社員が3年以内に3人に1人が退職しているといわれているようです。
・優秀な学生だった人が居もしない青い鳥を追い求め、経歴に傷を付け自滅する場合が多くあります。
・博士の半分以上はフリーターになっているようです。
といわれています。

問題:「博士課程の学生にとって博士号とはなんと説く」
解答:「足の裏に付いたご飯粒と説く」
その心は:「取らなければならないが、取っても食えない」
とも言われています。

その原因を考えてみましょう。

○陳腐化する最先端技術
 最先端技術の大半は陳腐化しています。
 学生の頃に一所懸命がんばっており組んだ最先端技術開発も、数年で陳腐化し関心がもたれなくなる場合が少なくありません。
 学生の頃のテーマに固執して孤立してはいけません。
 昨年、京都大学の博士号授与式において、「風船の中心に「己」と書き、それを取り囲む点を数個書いて、風船を膨らますと、己が孤立するという訓示があったのを読んだ記憶があります。

○稼ぐ力
大前研一氏は大学教育の目的はアカデミックな知識ではなく「“稼ぐ力”をつけること」に尽きる。(週刊ポスト2011年7月8日号)と述べられています。
 博士を雇用したことにより発生する諸経費以上の利益を会社にもたらせば、決してリストラされることはないでしょう。
 しかし、ほとんどの博士は稼がなければならないという意識さえ持っていません。
 意識を持っている博士がいたとしても実現できる人はまずいないでしょう。

 では、少しハードルを下げて現実的に民間企業に就職して、高学歴ワーキングプアにならない方法を考えてみましょう。

○高学歴ワーキングプア対策。
・転職ってよいことなの?悪いことなの?
 まず、転職について考えてみましょう。
カーボンナノチューブの発見者として世界的に有名な飯島澄男博士も、青色発光ダイオードの発明者として世界的に有名な中村修二博士も、講演や執筆物の中で研究者に転職を勧めています。
 飯島博士は、2003年8月の応用物理学会において、「転職のたびに新しい業績を立ててきた。」と述べられ、その要因を「転機、新鮮、出会い」に関して大きなメリットがあるとしています。
 中村博士は、「転職をタブーとする日本の企業文化は、仕える主君を変えることが許されず、滅私奉公を強要されていた江戸時代からの「お上意識」的な文化から脱却できていないためだ」というようなことを記している。
 私は、転職したら視野が広くなり、客観的に物事を判断できるようになると感じています。
 その結果、能力が向上し、良い仕事ができるようになると思います。
 一般に、1社に在籍し続けるとその会社の良いところには気付きにくく、悪いところに不満を生じる傾向にあると思えます。
 ところが、転職して会社を離れてみると、在籍中には気付かなかった辞めた会社の良い部分が見えてくるのです。
その結果、良い部分と悪い部分を客観的に判断できるようになると思えます。

しかし、大抵の企業では、応募資格の中に、転職回数を制限している場合が多いのです。
「3回まで」、「5回まで」と明記している場合が多いと思います。
転職回数が多いと他の条件は合致していても応募資格もなくなってしまうのです。
転職回数はどんなに努力しても減らすことはできないのです。
 これが、いわゆる「居もしない青い鳥を追い求めているうちに、経歴に傷をつけ自滅する」といわれているよくあるタイプなのです。
 欧米のように自由に転職できるようになれば良いのですがねえ。そのような時代が来ることを切望します。

・経営状態や経営陣の入れ替わりのより企業は変わる。
かつて、超優良企業と言われていた会社も、長年右肩下がりが止まらないと魅力を失っている場合が多いのです。
 全体的に右肩下がりが止まらない企業が多い状況下において、超優良企業と思って入社したのに入社後間もなく期待外れだったことに気付く場合も多いようです。
これは、成長性を調べればすぐわかることなのです。
主力製品の将来性につい考えることも必要です。
また、このご時世では、入社した会社がすぐに倒産するケースもあるようです。
ソフトブレーン株式会社の創業者宋文州もバブル時代に北海道大学で工学博士号を取得し、地元の中小企業に就職し、入社後3カ月で倒産したそうです。


・知名度の無い会社の実態。
会社の知名度がなぜ重要なのか?を答えるために何が必要なのでしょうか?
その答えは、知名度の無い会社の実態を知ることだと思います。
知名度の無い会社の経営者が1年以上未来の夢を語っていたり、海外(特に欧米)のことを熱く語っていてもまともに相手にしない方が無難です。
私の経験上、そのような場合には90%以上の確率で現状逃避していると思ってよいのです。
また、1人で数種類のヴァージョンの名刺を作らせ、状況や交換する相手によって使い分けている場合も多いのです。
 面接の時に抱いた企業イメージと入社後に感じる現実とのギャップは、一般に知名度の無い会社の方が大きいと言えます。

・企業に長く勤めるためには何が重要なのか?
まず、最初に入社する会社で、長年にわたって実力、能力が発揮できる会社選びを慎重にすることが重要です。
しかし、親の強い要望により実家近辺の民間企業に就職したり、就職超氷河期と言われている昨今においては、実力、能力に見合わない就職をしてしまう場合が少なからずあると思われます。
そのような場合に、たいていの人は「鶏頭になるも牛後となることなかれ」と考える傾向にあります。
自分ほどの有能な人間ならば、たちまち出世して、すぐに鶏頭になれるだろうと考えがちです。
ところが、鶏頭にはなかなかなれない場合が多いのです。
このような考えで入社すると「会社をなめている」とか「上司を馬鹿にしている」とかいう印象を持たれやすく、怖い上司の方々から「何様のつもりだ」などと怒鳴られて会社に居れなくなってしまうのです。

会社に長く勤めようと思えば、謙虚さと協調性が最も重要なのです。優秀な学生だった新入社員にはこの2つの要素が欠けている場合が多いと思われます。

最後にこのブログを読んで不愉快な思いをした方(特に大学関係者)も多いのではないでしょうか?
だから、新入社員の3人に1人は3年以内に退職し、優秀な学生が「居もしない青い鳥を追い求め、自滅する」世の中なのだということをご理解していただきたいと思います。

日本国民全員の意識改革をして、博士や修士の努力が報われて活躍できるようにしなければ、この国に明るい未来はないのではないでしょうか?
実際にそのような時代が来るとしても、相当な時間を要すると思われます。
それまでの間、このブログが民間企業への就職を検討している博士、修士にとっての高学歴ワーキングプアに陥らないためのガイドブック的な役割を果たすことを期待して止みません。
ご意見、ご質問、ご要望等ございましたら、tsuboito@yahoo.co.jp までお気軽にご連絡ください。
宛先は「ナノテクブラックジャック」、件名は「高学歴ワーキングプアの件」でお願いします。

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会社から追放された有能なベテラン技術者(FC2)


もしプロ野球の世界がブラック企業化したら・・・

スヴェンソン

プロ野球という世界は、能力、実力、実績が正当に評価される珍しい世界です。
選手の年棒や待遇、役割(1軍、2軍、スタメン、控え、ポジションや打順等)はそれらが正当に評価されて決められています。
他人の手柄を横取りすることも、失敗の責任を他人に押し付けることもできない世界です。
父親が往年の名選手だからと言って甘い球を投げてくれる投手はいません。
甲子園、大学野球のスター選手、ドラフト1位指名選手が入団後に1軍で活躍できるという保障はどこにもありません。
ドラフト1位指名選手が1軍で活躍できる確率は4人に1人と聞いたことがあります。
ちなみに、大リーグで活躍しているイチローはドラフト4位でオリックスに入団したそうです。
プロ野球の世界はどんなに努力したとしても、結果に結びつかなければ決して評価されるものではありません。
また、選手を相応しくないポジションや打順に配置したら、監督は即刻世間から非難を浴びることになるのです。
 一方、多くの営利企業に勤務している会社員や官庁、政治家の世界におきましては、プロ野球の実力実績主義、人事評価システムを羨ましく思っている人々が少なからずおられるのではないでしょうか?
 もし、プロ野球の世界がブラック企業化したらどうなるかを考えてみることにしました。

 「もしプロ野球の世界がブラック企業化したら・・・」シリーズ
 第1話 「もし親族経営的なプロ野球球団が存在したら・・・」
 あるプロ野球球団がありました。
その球団は、常に優勝し、チームワークもまとまっていて、常に笑顔と活気に満ちあふれた抜群の人気がある球団でした。
その球団に2人のスーパースター的なピッチャーがいました。
 2人とも防御率は1.00以下で、いつパーフェクト試合を達成しても不思議がないほどの天才的なピッチャーです。
 しかし、2人のタイプは全く異なっています。
 A投手は160km/hを超える超速球を1試合で何十球もキャッチャーミットに納められる剛速球投手です。
 剛速球をキャッチャーミットに寸分の狂いもなく投げ込む絶妙のコントロールも持ち合わせています。
 一方B投手はストライクゾーンぎりぎりに大きく曲がる変化球を決められるのです。
 キャッチャーも捕球するのが大変です。
 人並みのキャッチャーでは捕球できません。
 そして、2人の天才投手の女房役のキャッチャーCも名選手です。
 変化球投手B選手の七色の変化球も決して落球などしません。
 しかも、人望が厚くチームのまとめ役です。
 この3人のスター選手の活躍で、長年その球団は優勝し続け、チームの雰囲気も良く不動の人気チームでした。
 ある年に、その球団にとあるスター新人選手が入団しました。
 ポジションはキャッチャーです(以後、新人キャッチャーDと呼びます)。
 学生野球では不動の4番打者でした。常に三冠王でした。
おまけに強肩でした。
どんな俊足の選手でも彼から盗塁をすることはできませんでした。おそらく絶頂期のイチローでも無理だったでしょう。
 しかし、新人キャッチャーDの捕球能力は人並みでした。
 そして、新人キャッチャーDの人気の原因は、その実力よりも彼の父親が往年の名選手であり、球団の監督であることによるところが大きいようです。
 しかも新人キャッチャーDは球団コミッショナーの孫娘と婚約しているのです。
 
 開幕戦で新人キャッチャーDはスタメンで起用されます。
 「キャッチャーCをスタメンから外すとは?」というため息交じりの疑問の声を発するファンも少なからずいました。
 しかし、その疑問の声はすぐに払拭されます。
 新人キャッチャーDは開幕投手である剛速球投手Aの実力を今まで通り発揮させました。
 おまけに強肩を発揮して、俊足ランナーの盗塁を3度も刺して完全に阻止したのです。
 そのうち2度は、キャッチャーCだったら刺せなかっただろうというような局面でした。
 おまけに初打席の本塁打を含む4打数3安打の猛打賞。デビュー戦でのヒーローインタビューという華々しい活躍をしたのです。
 そしてその試合後、新人キャッチャーDが1軍正捕手の座をゲットしたのです。
 その後、間もなくキャッチャーCが退団しました。
キャッチャーCは自分をもっと認めてくれる球団へ移ることを希望していました。
 しかし、ブラック企業化した日本のプロ野球球団では、転職をタブー視していたために有能な彼を受け入れることはしませんでした。
 しかたなくキャッチャーCは最近急成長しているアジアのとある国の球団に入団しました。
 困ったのは変化球投手Bです。
 キャッチャーDの捕球能力は人並みなので、落球を恐れて思うように変化球を投げることができなくなりました。
 キャッチャーCが落球した場合には明らかにパスボールの状況にあってもワイルドピッチの判定がなされるのです。
 これでは精神的なストレスがたまってしまいます。
 変化球投手Bは人並みの成績しか残せなくなりました。
 当然元気もありません。うつ病にならなければよいのですが・・・。
 剛速球投手Aは、捕球能力が劣る新人キャッチャーDでも、持ち前のコントロールで、ミットの中に剛速球をビシバシ決めてゆきます。
 彼は不振の変化球投手Bの穴を埋めるような活躍で、キャッチャーCの時よりも勝ち星を増やすことができました。
 しかし、連戦連投の無理が祟って徐々に肩が壊れてゆきました。
 そのためか、不甲斐ない戦績の変化球投手Bにも暴言を吐くようになり、人間関係も壊れてゆきます。
 B投手は、ますます元気がなくなってしまいました。
 人望の厚いキャッチャーCがいればこんな状況にはならなかったのでしょうが・・・。
 かつては投手王国であったその球団は、優秀な投手が活躍できないあるいは潰すという評判が立ち、実力派投手の入団希望先から敬遠されてゆきます。
 連鎖する負のスパイラルの中で、かつての実力、実績においてずば抜けていた人気球団は、弱小で喧嘩ばかりしている不人気球団へと没落してゆきました。

 このフィクションは実際のプロ野球球団では、まずありえないでしょう。
 しかし、右肩下がりが止まらないブラック企業と言われているかつての優良企業におきましては、あり得ない話とは言い切れないかもしれません。
 実際のブラック企業におきましては、親族経営的人事により即座に不幸になる人は大勢いるようです。
 一時的に得をしたと思える人もいますが、長い目で見ると損をしているようです。
 親族経営的な人事により、会社の経営は良好になるよりも悪化する場合の方がずっと多いのですから・・・。
 短期的には良いと思える選択も長い目で見ると最悪の選択だったなんてことはよくあることです。
「親族経営が会社をダメにする」本田宗一郎の名言ですね。
 
最後までご拝読いただきましてありがとうございました。


ご感想等お気軽にご記入ください。
「面白い」、「早く次回作を読みたい」と思われた方はお友達に紹介してください。
大きな反響があれば執筆のペースを上げる予定です。
何卒、宜しくお願いします。
 
 なお、私のメールアドレスはtsuboito@yahoo.co.jp です。
 本件に関するお問い合わせは、「もしプロ野球ブラック」でお願いします。

日本の復興を願い、猫の首に鈴を付けることにしました。

ご愛読者の皆様。

ご愛読ありがとうございます。
現在、執筆活動に力を入れております。

 長引く不況、高学歴ワーキングプア問題、工学部離れ、子供の理科嫌い、少子高齢化社会、元気のいい町工場の衰退、ゆとり教育の失敗、半導体産業の衰退、期待外れだったナノテクノロジー、陳腐化する最先端技術開発、東日本大震災、福島原発事故、技術立国日本の崩壊、短命政権による政治不信、この国に明るい未来は期待できそうもありません。

私はこれまでに、一般の方を対象として多数のコラムを執筆してまいりました。
それに対して「わかりやすい」、「面白い」、「考えさせられる」等のご意見をいただきました。
有難うございます。
中には、「誰もが内心思っていても怖くて書けない内容」というご意見もいただいております。
私は、この執筆活動を猫の首に鈴を付けるような仕事ではないかと考えております。
誰かがやらなければならないのだけど、誰もやりたがらないような仕事です。

 ところで、近年、半導体産業が不振の中にある影響で、「半導体」と名のつく本は売れないと言われているようです。
唯一売れている業界本のタイトルは「日本半導体敗戦(湯之上隆著、光文社)」と言われております。
 ネガティブなタイトルですが、日本の半導体産業が反省すべき点を鋭く指摘している傑作です。
もし、大怪我をして膿がいっぱいたまっていたら、まず、膿を出すことが有効な治療法ではないでしょうか?
しかし、日本人は長年、臭いものに蓋をすることを好み、膿を溜め込んできました。「日本半導体敗戦」は、半導体産業において、大量の膿を吐き出させる役割を果たしているように思えます。読んでいってすっきりして爽快な気分になれるのです。
私は、ナノテクノロジー、特にカーボンナノチューブの研究開発に、ナノテクが期待される以前の1996年から、期待されなくなった2008年まで企業人として取り組みました。希少な存在です。
転職回数7回、その間タイプの異なる民間企業2社におきまして研究室を作り、世界的に認められる技術開発を行った実績がございます。
これらの経験を生かし、日本の復興を願って、執筆活動中です。
「ナノテクブラックジャック」で検索してください。
私が執筆したものが見つかるかもしれません。


何卒、宜しくお願いします。
BY ナノテクブラックジャック

究極のナノ分散評価技術(CNT再分散用材料、CNT欠陥導入技術)をご紹介します。

 2011年9月15日に「高分散複合凝集体の製造方法およびナノ分散評価技術および欠陥導入技術(特開2011-178647)(http://patent.astamuse.com/ja/published/JP/No/2011178647参照 )が公開されております。
 
この技術は、2005年頃に当時勤務していた民間企業におきまして、私が独力で、セレンディピティ的に開発した技術です。

 しかし、都合により、この技術を世に出すことはできませんでした。

 2008年の年末に転身支援制度(早期退職者優遇制度)が実施されました。
私はそれに応募して退職し、「リストラドクターがナノテクの歴史を変える(自称:ナノテク界のブラックジャックの挑戦!)」を実行しているのです。

・これまでの主な活動内容
 2009年9月1日 第37回フラーレン・ナノチューブ学会で発表しました。
(1p-21, 「複合化燃焼法」と命名した究極のナノ分散評価技術の開発、文末の参考資料1,2参照) 

 2010年2月28日(学会発表の半年後、新規性の例外が認められる期日)、「複合化燃焼法」に関する特許出願を行いました。
     特許出願2010-61495
    「高分散複合凝集体の製造方法およびナノ分散評価技術および欠陥導入技術」

 そして、2011年9月15日に公開されたのです(特開2011-178647)。

 ナノテクにおきまして、分散技術が重要なのは誰もが認めるところです。
 しかし、その有効な評価技術が無く、「どうすればうまく分散させることができるのか?」が誰にもわからない状態なのです。
 近年、特にカーボンナノチューブの超音波分散への関心は高く、高額な聴講料が必要なセミナーが開催されたり、高価な専門書が出版されたりしています。
 そのことからも分散評価技術の重要性、需要の高さががうかがえます。
 しかしながら、これまでに提案されている如何なる分散評価技術を駆使しても、「カーボンナノチューブの超音波分散には何が重要なのか?」「本当に強力な超音波発生装置は必要なのか?」「どうすれば、うまくカーボンナノチューブ(CNT)を分散させることができるのか?」といった、極々初歩的で基本的な質問に解答することはできないのです。

 ところが、本技術により、それらの疑問に対して明快な解答が得られるのです。
 また、実証はしておりませんが、本技術を応用することにより、樹脂、ゴム等にうまくCNTを分散混錬することや、CNTに均一に欠陥を導入することが可能ではないかと考えております。
 本技術を「素晴らしい技術だ。」とか、「原理がしっかりしていて否定のしようがない。」とか言って称賛していただいた方も少なからずいます。
 しかしながら、本技術の普及には困難さを感じております。
 それは、先人たちの業績を否定するような結果が出る可能性を秘めた技術であり、なおかつ発明者がブランドのある組織に所属していないためではないかと考えております。
 この技術が正当に評価され、世界に普及した時に、ナノテクの新しい歴史が始まることを確信しております。

参考資料1 (第37回フラーレン・ナノチューブ総合シンポジウム予稿集に掲載した広告、1p-21、(注意)原文から個人情報を削除しています。)

究極のナノ分散評価技術「複合化燃焼法」をご紹介します。
この技術は、私が2005年ごろに、当時勤務しておりました某企業内に於きまして、独力で、セレンディピティ的に開発した技術です。
しかし、都合により、その企業に在籍している間には、この技術を世に出すことはできませんでした。
昨年末、私は転身支援制度(早期退職者優遇制度)を利用して退職し、私費を投じて、この技術を世に出すことにしました。
発明した技術、およびその発明の過程は、学術的、教育的には、極めて興味深く、意義深い内容であると自負しており、これを世に出すことに人生をかけて取り組んでおります。
すなわち、
「リストラドクターがナノテクの歴史を変える!」
―自称:ナノテク界のブラックジャックの挑戦― を実行しているところなのです。
(注)ナノテク界のブラックジャック ≒ 企業人として13年間ナノカーボン界で活躍したが、現在は無職の天才科学者
今回の発表の見どころは 、
・カーボンナノチューブの超音波分散状態を瞬間的に封じ込める魔法
(「魔法の立体網効果」の発見)。
・「魔法の立体網」で捕まえたカーボンナノチューブの料理方法(複合化燃焼法の開発)。
・開発過程で発掘したナノカーボン界のスーパースター(BP2000:CABOT) です。
なお、退職時にデータ、資料等の持ち出し禁止、守秘義務等の誓約があります。
さらに、(失業中ですので)再現実験を行うことができない状況にあります。
したがって、当時の記憶を頼りに発表用資料を作成している状況にあることをご理解いただきたく存じます。
公的目標:「複合化燃焼法」が世界中の高校の化学の教科書に掲載されること。
私的目標:この活動により、人並み以上の収益が得られること。
皆様のご理解とご協力をお願いします。
 


参考資料2 (第37回フラーレン・ナノチューブ総合シンポジウム予稿集より、1p-21、(注意)原文から個人情報を削除しています。)


Development of a novel technique for evaluating nanodispersion: “composite combustion method”



Dispersion is one of the most important technologies in nanotechnology. However, techniques for evaluating dispersion in order to obtain information that helps determine an optimum dispersion condition have not yet been developed. Here, I present a novel technique for evaluating nanodispersion. I serendipitously developed this technique by myself around 2005.
In my technique, when multi-walled carbon nanotubes (MWCNTs) with good crystallinity (produced by arc discharge) are dispersed by ultrasonication, an equal amount of carbon black (BP2000; CABOT) is added to them. BP2000 is a conductive carbon black with an extremely high structure and small particle size (diameter: 12 nm).
BP2000 has good dispersibility due to its high porosity (oil absorption) and tends to aggregate due to its small particle size. BP2000 particles are rapidly dispersed upon ultrasonication and rapidly aggregate when ultrasonication is stopped. Due to their high structure, BP2000 particles aggregate to form highly porous three-dimensional structures that resemble intertwined lint (I call it the “magical 3-D net effect.”).
The aggregation rate of BP2000 is higher than that of MWCNTs because the particle size of BP2000 is smaller than that of MWCNTs. Therefore, BP2000 aggregates and forms magical 3-D nets before MWCNTs aggregate. In other words, BP2000 and MWCNTs form a composite that consists entirely of carbon atoms, and in this composite, the state of dispersed MWCNTs does not change after ultrasonication is stopped.
The state of dispersed MWCNTs can be observed by scanning electron microscope (SEM) observation. However, this is a subjective analysis technique and is not conclusive. Thermogravimetry/differential thermal analysis (TG-DTA) of the composite shows that BP2000 ignites spontaneously at approximately 600 °C. Although MWCNTs should ignite spontaneously at 800 °C, they are thermally damaged by heat from BP2000 combustion, resulting in a decrease in their combustion temperature; the degree of this decrease indicates the dispersibility of MWCNTs. The combustion temperature of thermally damaged MWCNTs is between 650 °C and 750 °C; the lower the combustion temperature, the better the dispersibility of the MWCNTs.
The method presented here is called the “composite combustion method.” This method yielded a lot of useful information on dispersion, e.g., information on an ideal dispersion medium, an ideal treatment vessel, the performance of an ultrasonic generator, and the importance of limiting the amount of materials treated.
The observation of change with the passage of time by using the composite combustion method showed that the ultrasonic dispersion of MWCNTs involved two types of dispersion—splitting dispersion and peeling dispersion—and that the treatment conditions determined the dominant dispersion type. Further, objective evidence for the dominance of peeling dispersion under the ideal dispersion condition was obtained.


追伸

プロとしてのコンサルタント、講演、コラム執筆、キャッチコピー発案等の御依頼も受け付けております。
お気軽にご相談ください。

御相談は
 tsuboito@yahoo.co.jp までお気軽にご連絡ください(相談無料)。
 
なお、タイトルには「ナノテクブラックジャックの件」とご記入ください。
宛名はナノテクブラックジャックでお願いします。

また、現在、私の経験を生かして執筆しているメルマガがございます。
詳細は本ブログにて近日中にご案内させていただく予定です。
ちなみに、私の執筆に関する活動は「ナノテクブラックジャック」で検索すると見つかると思います。

何卒、宜しくお願いします。

読者の皆様へ

ご愛読ありがとうございます。

これまでに12件のコラムを公開してまいりましたが、都合により1件のみを残して削除いたしました。
現在、本格的に執筆活動に取り組んでいます。
削除した内容は、いずれ形を変え、パワーアップして世に出す予定です。


現在、検討しております私の活動を簡単に紹介させていただきます。

・プロのフリーライターに挑戦。

・究極のナノ分散評価技術、再分散用材料、欠陥導入技術の普及
特に(特許公開2011-178647:
「高分散複合凝集体の製造方法およびナノ分散評価技術および欠陥導入技術」)。

・多層スクロール構造が生じる基本概念に関するアイデアを世に出す。
・アーク放電により多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を製造する際の雰囲気が巣に関する興味深い発見の実験計画を世に出す。

・コンサルタント
・講演、執筆、キャッチコピー発案


・理系学生の進路相談(特に民間企業の研究者、技術者)、高学歴ワーキングプア、転職


2011年11月10日までには、さらに詳細な活動のご紹介をさせていただく予定です。


「ナノテクブラックジャック」で検索して頂けると、最新の活動が見つかるかもしれませんよ。
詳細な説明をご希望の方は、tsuboito@yahoo.co.jpにメールをください。件名は「ナノテクブラックジャックの件」でお願いします。

機動戦士ガンダムと益川,小林理論




どちらも、仲の悪いグループから産出されている。
 「機動戦士ガンダム」と言えば、30年以上もヒット作が制作され続けている国民的な名作アニメーションである。
あるテレビ番組で、「「機動戦士ガンダム」は何故、こんなに長年名作を制作し続けることができるのか?」が説明されていた。
答えは、制作スタッフの仲が悪いからだそうだ。
ガンダムの制作部門は4つある。
各部門にリーダーがいる。
したがって4人のリーダーがいるのであるが、その4人がとても仲が悪いらしい。
常にお互いの仕事ぶりを罵り合っているような状態なのだそうだ。
30年以上も同じ作品を作っているのに、酒を飲みに行ったことは一度もないらしい。

 ところで、益川、小林理論は、2008年にノーベル物理学賞を受賞した理論だ。
 柔軟な頭の持ち主の益川が独創的なアイデアをひねり出し、生き字引のような秀才タイプの小林が矛盾点を指摘するというスタイルで議論していた。
 当時、物質を構成するクオークは3種類発見されていた。
クオークはプラスとマイナスのように対になっているので、必ず偶数個存在しているはずだ。
それで当時発見されているクオークは、1対の2種とばらの1種であり、そしてばらの1種と対になる未発見のものが1種類存在しており、全部で4種類存在すると予想されていた。
 物質が存在するには、対称性が破れる必要がある。
 益川と小林は、当時の常識であったクオークが4種類あると仮定して対称性の破れを説明しようと試みた。
 しばらくの間、益川が独創的なアイデアを出すと、すぐに小林が矛盾点を指摘して否定するという作業を繰り返していた。
 しかし、益川のアイデアは出尽くして、益川は小林に敗北宣言をする覚悟を決めかかっていた。
 ちなみに、益川は小林の先輩だ。
 益川が風呂に入りながら、必死で敗北宣言をしなくてよい方法を考えていた。
そして、「クオークが4種類しかないと仮定しているから行き詰まったのだ。未発見のクオークが更に1対2種存在していると仮定し、全部で6種のクオークがあると考えれば議論を再開できる。」という考えに至った。
 それは、常識破りのアイデアであった。
当時は、未発見のクオークは1種しかないというのが常識だった。
3種もの未発見のクオークが存在するという仮定は存在していなかった。
 思いついた益川も、この非常識なアイデアを発表することをためらったらしい。
「どんなに小林に馬鹿にされても敗北宣言するよりはましだ。」と覚悟を決め、6つのクオークで対称性の破れの理論をひねり出した。
 そしてついに、小林が否定できない理論が完成し、論文を投稿した。
 その論文は、発表当時は全く注目されなかった。
 しかし、後に3種の未発見のクオークが発見され、益川、小林理論の正当性が立証されたのだ。

教訓
○ブレイクスルーするには強大なパワーが必要
異質な人達が集まるともの凄いパワーが発生する。
 類は友を呼び、仲良しグループが出来るが障壁を壊せるほどのパワーは発生しない。
益川、益川タイプあるいは小林、小林タイプでは、意気投合して仲良しチームが形成されるが、常識の殻は壊せなかっただろう。

○一流のスタッフが、必至で取り組んでいると摩擦が生じやすい。
異質な人たちが信念を持ち、激しくぶつかり合うような状況の中から優れた成果が生まれる。
 もしもガンダム制作の4人のリーダー達が大の仲良しで、常にお互いの仕事ぶりを褒めたたえ合うような状態であったら、すぐに打ち切られるつまらないアニメーションしか制作できなかったと考えられている。
 戦後初の国産飛行機YS-11の引っ込み脚の構想の打ち合わせでは、胸ぐらをつかみ合っていたと、後にやらせ疑惑で打ち切られたテレビ番組で放送していた。
 ところで、ヒット曲を飛ばし続けている音楽バンドが、仲間割れして突然解散するなんてことは珍しいことではない。
これは、発生した凄まじいパワーをうまく制御できずに、組織の崩壊に使ってしまった結果と考えれば説明が付く。
○発生したパワーの制御が重要。
 益川、小林の所属していた研究室では、議論中は身分の壁を取り払い、自由に発言できるような状況が作られていた。
 身分に関係なく、お互いを「○○さん」と、さん付で呼ぶようにしていたそうだ。
 タイプの異なる益川と小林にタッグを組ませ、発せられる凄まじいパワーをうまく制御して、常識の殻を打ち破るブレイクスルーに導くシステムがあったのだ。
 小林が先輩益川に気を使うように強要され、自由に発現できないような状況が作られていたならば、益川、小林理論は生まれなかったかもしれない。
 テレビ番組で、アナウンサーが「お二人は仲が良かったですか?」という質問に、両氏は苦笑いしながら顔を見合わせ、首を横に振っておられた。
 このような状態が理想的なのではないだろうか?
 ガンダムの制作スタッフも、仲が悪いと言いながらも30年以上も作品を制作し続けているのだから、発生したパワーが組織を崩壊させることなく、うまく制御出来るシステムがあるに違いない。
仲が悪いと言いながらも各リーダーが、超えてはならない一線をうまく見極めているのだろう。
 
○ 凄い成果が生み出せる理想的な研究グループの条件
 ・タイプの異なる研究者が集まる。
 ・遠慮せずに自己主張できる状況を作る。
 ・異質なモノがぶつかり合うものすごいパワーを制御して、組織を崩壊させることなくブレイクスルーに結び付けられるシステムを持つ。
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